2020/12/1

日本ヤバイ、世界を買おう!

 コロナショックにより、全世界で多くの方が休業や失業という事態に至っています。
 この状況を受け我が国でも様々な施策が行われ、例えば国民全員に一律10万円の給付がなされました。
 このように、全ての国民に一律の金額を給付することを、かつ継続的に行うことを、通称「ベーシック・インカム」と呼びます。
 
 今回菅総理のブレーンとなった某経済学者屋が、「この際我が国においても、ベーシック・インカムを実現するべきだ」と、寝ぼけたことを言いだしたので、一言申し上げます。
 
 1 その案の骨子
   ①全国民に毎月7万円支給する。
   ②その代わり、それ以外の、国からの給付、具体的には公的年金・生活保護等の支給は全て無くす。
   ③「足らざる分は、自分で稼げ」、というものです。
 
 2 問題点
   ①毎月7万円支給するためには、年間約100兆円かかる。
    そんな財源がどこにあるのか?税金を上げるか、国の借金を増やすかしかない。
    つまり、7万円もらっても、同額の国民負担が増えるだけである。
   ②現在、厚生年金の平均受給額は月約17万円、生活保護のそれは約13万円であり、
    それぞれマイナス10万円&6万円となる。
   ③「足らざる分は、自分で稼げ」と言うが、年金生活者や、生活保護受給者がどうがんばって、月10万円なり6万円なりを稼ぐんだよ、ボケ平蔵!
 
 というわけで、「ベーシック・インカム」なるもの、およそまともな脳みそのある人間が考える代物ではなく、こんなことを白昼堂々と言う奴は、「地上最低のアホ」だと思います、私は。
 
                しかしながら、
 
 こんな輩が間違って首相のブレーンになってしまった以上、間違ってこのような制度が実施される恐れがあり、もしそうなったら我が国の未来はおしまいです。
 
                日本ヤバイ!
 
 一 こんな制度が実施されないよう、全力で阻止し、
 二 しかしながら、最悪の事態が起きた時に備え、
 三 自助努力で世界の資産に投資する、しかも今から!
 ということが重要であります。
 
 コロナショックで暴落した株式市場は、私の予言通り順当に回復し、
 米国株式はプラス30%、世界株式はプラス20%となっております。
 
 「犬は吠える、キャラバンは進む」の言葉通り、政府や国家がどうなろうと、自分と家族の生活を守るために、力強く前に進みましょう!