2021/9/2

日本、世界、経済

 2021年秋、いまだコロナウイルスが全世界を覆うなかで、しかしながら世界は確実に動いています。
 
 1 アフガニスタン
 米軍撤退の方針を受け、またたく間にタリバンが全土を制圧しました。
 これを受け、現地の日本大使館は大使を先頭に我先に逃げ出しました、民間の日本国民、日本に協力したアフガニスタン国民を置き去りにして、国民の公僕である国家公務員が我先にと逃げ出したのです。
 もちろん、自発的意思でとどまった邦人もあり、それはそれでよろしい。
 一方、日本国に協力し、日本国民のために働いた500人を超えるアフガンの人々を見捨て、我先にと逃げ出したのであり、イスラム法制なら即死刑に値する極悪な行為であります。
 
 前述した500人、いや家族等も含めれば数千人にも及ぶアフガンの人々を、一秒でも速く救い出す、具体的には国外に脱出させるべく、日本国・日本国民は全力をつくすべきであります。
 
 2 世界
 オリムピックは終わり、今パラリンピックで全世界から選手が集まっています。
 一方において、野球、バスケットボール、サッカーを始めとする多くの競技で日本人選手が主力として活躍しています。
 非常に頼もしいと思うと同時に、これからもなお多くの選手が活躍することを期待します。
 もちろん、当事者ではない私たちには直接の関係はありません。しかしながらこのことは、個々の選手の活躍・利害にとどまらず、世界に日本というものをアピールする大きなこととなります。
 と同時に、日本人や日本国が世界で存在意義を増す、ということは、それだけの義務や責任を世界に対して負う、ということなのであります。
 
 そのような観点からも繰り返し述べたい、日本国は全力でアフガンの人々を救え!と。
 
 3 日本、世界、そして世界経済
 いまだに全世界を覆っているコロナウイルスですが、先進国においてはワクチンの普及により、ウイズコロナへと、ステージは進みつつあります。
 一方、東南アジアではワクチンが遅れ、いまだ多くの国民が日々亡くなっています、一国を除いて。
 その一国とは、東南アジアという貧しい地域に属しながら、しかし経済的には先進国であるシンガポールであります。
 既にワクチン接種率8割を超えている同国においては、ほぼ日常の生活を取り戻しています。
 そして、その理由は実に簡単で、ズバリ「カネ」であります。
 金があるからワクチンもいち早く手に入り、金があるから政治や経済も順調であり、その結果ワクチンの普及もスムーズに進む、というわけであります。
 
 すなわち、お金というものはもちろん一義的には生活のためにあるのですが、それは突き詰めれば生命や、平和にもつながる、それはそれは大切なものなのです。
 
 この文章をお読みの皆様におかれましては、
 一 日々一生懸命働き、消費することにより、日本経済を成長させ、
 二 収入の2割を貯蓄・投資に回すことにより、日本の富を増やし、
 三 5割を世界に投資することにより、日本と世界の富を増やし、
 四 世界の富を増やすことにより、紛争や戦争を減らし、
 五 繁栄と平和が全世界に訪れる、ことを信じ、
 
 資産形成の大道を進んでいただきたいと、切に願うものであります。