2024/7/6

犬は吠える、キャラバンは進む!2024夏

 
1 アホ日経がいくらわめいても、円安は進む
 円安が進んでいる。アホ日経あたりは安いに加え弱いなんていう言葉を使い、さんざん批判している。もちろん経済の「ケ」の字も知らないブンヤごときが、わめこうが叫ぼうが為替はたんたんと変化する。
 
 一 実需の円安、セレモニーの為替介入
 今、若者を中心とした多くの投資家が世界株を買っている。円を売りドルで株を買うわけだから当然円安要素となる、その額はだいたい月1兆円規模だ。
 一方、財務省は為替介入でドルを売っており、その額はだいたい年10兆円だ。
 個人のドル買いと、当局のドル売りは年単位では、だいたいイーブンだ。
 
 二 事実の円安
 にもかかわらず円安が進むのは、金融会社がドル買い円売りを進めているからだ。
 金利が高い通貨は買われ、低い通貨は売られる、これはとうぜんのことであり、 これが路上の現実というやつだ。
 
 三
  ①失われた20年の時代
  日本 = デフレ 米国 インフレ ∴ 円高ドル安
  ②クロダノミクス以降
  日本 =デフレ→低金利 米国 = インフレ→高金利 ∴ 円安ドル高
 
2 小学生レベルの知識だが、円安進めば日本株は上がる
 
 クロダノミクスによる円安政策のもとで、 株価は史上(すなわち縄文時代以降)最高値を更新し、
 
3 株価上がれば、国民の富が増え、
 ①国民の年金資産を運用するGPIFの運用益は、2023年45兆円という、史上(すなわち日本国創設以来)最大の利益を得た。
 ②春闘の賃上げ率は5パーセント以上という、史上最大の上げ幅となった。
 
4 国民の富が増えれば、国家の税収も増える
 
 株価が上がれば、個人の所得(年収)は増え、会社の所得(利益)も増える。所得税&法人税の増収により、国の税収は4年連続で史上最高(70兆円ン以上)を更新した。
 
5 金融緩和 → 通貨安 → 株高、賃上げ 税収増!
 犬が吠えても、猫が鳴いても、人類&資本主義はたんたんと進む。
 小学生、いや幼稚園生、いや保育園児、いやペットのプードルや、庭の三毛猫でも知っているこの経済の方程式を信じ、資本主義経済を推し進め、日本株を買い占めよう!