2024/7/12
|
|
アメ横に見る資本主義の強さ |
|
1 宝島ロード誕生の理由 一 上野アメ横を中心に15軒近くの飲食店を経営していたオーナー夫妻が殺された。 二 宝島ロードと呼ばれるほど大量の店舗を持っていたのには理由がある。 三 コロナによる外出自粛・外食自粛で多くの外食店が潰れた。アメ横も例外ではなく、どんどん空き店舗となった物件を格安で借り、展開していったわけだ。 四 今となっては誰でも考えるような経営手法だ、しかし大切なことはそのことを、、あのコロナの地獄の時期に実行したということだ。 五 ご夫妻のご冥福をお祈りするとともに、その経営センスに対し敬意を表したい。 余談だが、この15軒のうち三分の一近くの店に実際入店したことがある。今となっては全て閉店されたこれらの店が流行っていた理由は、身をもって知っている。 ①安くて美味しい料理。 ②さほど愛想はよくないが、最低限なマナーをわきまえている外国人店員。 ③きれいなトイレ&アメ横には珍しくクレジットカードが使えること。 2 飲み屋も株も同じだ 一 もっとも状況が厳しい時こそ、最もチャンスの時なのだ。 二 2009年のリーマンショック、全世界で株価が大暴落した。我が国においては、頭の悪い学者や、コメント屋は、「100年に一回の経済危機だ」などと大騒ぎして、国民を騙した。 三 全世界の株価は持ち直し、今日本&米国は史上最高値を更新している。ところで、あの時大恐慌が来るだの、株は全部売れとか大騒ぎした奴らの一人として、責任を感じ土下座して腹切ったという話は聞いたことがない。 それどころか、いまだに新聞やテレビで能天気な寝言をまき散らしているのだ。 四 2020年、コロナが全世界を恐怖に陥れた。株価は暴落し、飲食店は潰れた。 ①そんな時、私は当欄において、「株価暴落の今こそ、今世紀最大のバーゲンセールだ」と記した、 ②宝島ロードのオーナーは、店舗を格安で買いあさり、あのコロナの時期でも勇敢に営業を続けた(実際に行ったから間違いない)。 証券会社が潰れ、ウイルスで人が死んだところで、それで人類が消滅するわけではない。 そして人類が存在する限り経済活動は続く。 経済活動の中心たる株式会社、その株式会社の集大成たる資本主義経済はこれからも続き発展する。 3 三バカ無視して、日本を買おう! 今我が国においては、財政健全バカ、金融正常バカ、円高国力バカという三バカトリオが、はびこっている。 日本はダメだ、金融はダメだ、為替はダメだとわめき散らし、国民を不安にさせている、全く救いようのない「インテリ気取りの自虐バカ」共だ。 三バカ無視して日本株を買いましょう。 誰のためでもなく貴方自身のために! |
|