2024/8/22
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犬は吠える、キャラバンは進む2024晩夏 |
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投資と一言で言っても、それを仕事として行なっている人と、人生における資産形成の手段として行なっている人に分けられる、前者が投資屋、後者が投資家だ。 1 投資屋、コメント屋は自転車操業 投資を仕事として行なっているということは、利益を上げないといけないというlことだ。ところで、これも二つに分けられる。 一 運用会社&販売会社は、顧客の資産を増やすのではなく、手数料収入で会社の利益を増やすことが、唯一最大の目的である。会社の利益=顧客の損失、なのだ。 二 (まともな)ヘッジファンドは、多少の手数料収入はあるが、最大の収入源は成功報酬である。すなわち、顧客の利益 = 会社の利益なのだ。 いずれにせよ、投資をビジネスとして行なう以上、日々の相場&年度決算からは絶体に逃れられない、毎日が自転車操業なのだ。 2 投資家は永遠勝者 個人投資家は前者とは根本的に異なる。 一 自分の金を自己責任で運用するのだから、他人に気を遣う必要はない。 二 しかも期限は永遠、何十年たってもプラスになるまで持ち続ければいい。 3 個人投資家は、投資屋の100倍賢い! 8月15日の日経に珠玉の記事が載っていた。 一 見出しは、「日本株投信、今年最大の流入」というもので、今月上旬の日経平均下落時に、なんと1600億円の金額が増えたということだ。 二 ビジネス投資屋が、利上げ&円高で慌てて売る中で、賢明なる個人投資家が買いに走ったわけだ。 三 株価下落時に買う、すなわち安く買って高く売る、これこそが投資の大原則なのだが、今や一般個人がこれをいとも簡単に実行しているのだ。 四 しかも、その対象が全て日本株のインデックスファンドというのだから、これはもう感嘆するしかない。 パリ五輪において日本代表は史上最高の成績をあげた。 史上最高値を更新した株式市場においても、日本国民は実に賢い行動をとっている。 犬(インテリ気取の自虐バカ)が騒いでも、キャラバン(日本)は淡々と順調に進んでいるのであります。 |
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