2024/10/18

羽賀研二と銀行屋、どっちがワルか?

  タレント羽賀研二が先日、強制執行妨害容疑で愛知県警に逮捕されたが、何故か処分保留で釈放された。
 
 1 4億円だまし取り、ヌクヌクいきる悪党
 ことの発端は、未公開株が手に入るとダマし、約4億円を手に入れたサギ事件であり、このことで彼は実刑判決を受け服役した。
 刑事上はこtれで終わったわけだが、民事上はこれでは終わらない。被害者が損害賠償を提訴し、裁判で勝ち、当然4億円は返還されていると世間は思っていた。
 ところが羽賀は、1円も返していない。それどころかその金で買った不動産を運用し、年数千万円もの収入を今も得ているのだ。
 被害者がトロいのか、被害者側の弁護士が無能なのか、裁判官がアホなのか、その原因はわからないが、おそらくこの三つ全てに充てはまるのだろう。
 
 ハッキリ言えることは。世の中の9割は善男善女だが、1割はゴミであり、かつその中の少なくない部分が羽賀のように大手を振って生きている、という事実だ。 
 
 2 高齢者・富裕層ダマし、ヌクヌク生きる銀行屋
  暴力団員や、芸能人・有名人が事件を起こすと世間は、「ああ、あの連中なら、やりかねない」と納得したりする。
 ところでワルはこの業界だけではない、皆さまの身近にもいるのだ、それが金融業界(銀行屋、証券屋等)だ。
 
 三大メガバンクと呼ばれる大手銀行だけでも、
  一 三菱
   子会社のモルガンスタンレー証券が、富裕層相手にクレディスイスのA1債なるものを売りつけた。債券と称しているのだから当然一定の安全性があると誰でも思う。ところがこの商品、実質的には株式であり、その結果クレディスイス破綻と共に、紙くずと化したわけだ。
 頭の悪い富裕層(例:青学の駅伝監督)相手にろくなリスク説明をせず、金利の高さだけをアピールして売り、高い手数料をフトコロに入れていた構図が見え見えだ。
  二 三井住友
   高齢者相手に地上最悪の金融商品「仕組債」を売りつけた。ロクなリスク説明もせず、資産のほぼ全額を仕組債に変えさせ、高い手数料を手に入れ、結果」顧客は多額の損失が出た。
  裁判において、100パーセント銀行敗訴の判決が出ている
 三 みずほ
   現役の幹部社員(理事)三浦が、銀行の名前と肩書を利用し、国から医療機関に流れたコロナ関連融資64億円のうちなんと5億円(羽賀より1億も多い!)を、自分のフトコロに入れた。
 国民の税金で、診察や治療に使われるべきお金をこのジジイ、自分のフトコロに入れてたわけだ。
 
 3 その実態は、燃えるゴミか燃えないゴミの違いだけ
 
  一 燃えるゴミ(羽賀をはじめとする反社)=違法サギ、燃えないゴミ(メガバンクをはじめとする金融屋)=合法的サギ
 
  二 銀行、証券の使い方
 自分のお金を増やしウと思うなら、 
    ①銀行なら元本保証たる預金のみを利用し、絶対に投資商品に向けてはいけない。
 
    ②証券会社なら、購入時の手数料のみかかる個別株のみを買い、毎年毎年高い手数料がかかるアクティブファンドやラップ口座に向けてはならない。
 
    ③対面銀行や対面証券でセールス社員と話してはならない。だまされて払った高い手数料は、コイツラのキャバクラやホストクラブに行くお金に使われるだけだから。
 
  三 賢者は、「イイネで、NSA」」
    イデコで、インデックスファンドを、対面社員のいないネット証券で買う。
   銘柄は、N日経225,米国SP500、Aオールカントリー、この三つで十分。
 
 詐欺師にダマされることなく、独立中立なファイナンシャルプランナーを選び、豊かな人生を歩みましょう!