2024/11/12

対面金融は人まで殺す!

 11月7日付け日経に、とんでもない記事が載っていた。
 「資産運用立国揺るがす・野村証券元社員が逮捕」」という見出しだ。
 この文言だけ見ればだよ、社員が顧客のお金を盗んだぐらいに思うが、事実はその程度ではない。にもかかわらず、こんなヌルイ見出しをつけたところに、財務省・日銀プロパー・金融業界の飼い犬である日経のクズぶりが判る。
 
 1 記事内容
 
  一 野村証券元社員が10月30に日に広島県警に逮捕された。容疑は強殺未遂及び建造物等放火だ。
 
  二 7月28日、顧客の80代夫婦宅を訪問し現金2600万円を奪ったあげく、家に放火し二人を殺害しようとした容疑だ。その後の本人申し出により、野村証券は8月4日付けで社員を解雇した。
 
  三 野村証券は強盗及び殺人未遂及び放火という重大犯罪を知りながら、警察が動くまで3か月もすっとぼけていたわけだ
 
 2 事件の起きた背景
 
  一 1997年金融ビッグバン
   我が国においては銀行は元品保障のある貯蓄のみ、証券は元品保障のない投資のみというように、法律で分けられていた。
   しかし金融ビッグバンによりその垣根が無くなり、銀行や郵便局が投資性の保険や、株式投資信託を売れるようになった。投資商品の奪い合いが始まったのだ。
  
  二 カモ(投資商品個客)の奪い合い
   ①貯蓄事業のもうけは、借入金利と貸出金利の利ザヤだが、②投資のそれは、販売及び管理にかかる手数料収入だ。
 
  三 狙うはジジババ&成金
   手数料収入を増やす方法は簡単で、元金の高い商品を売ることだ。そして、そんな商品を買えるのは高齢者と富裕層しかいない。 
 
 3 対金は、金だけではなく、生命まで奪う
 
   というわけで、今、日本中の全ての対面金融機関では、ジジババ&成金相手にゴミ商品を売ることが、最大目標となっている。
   毎朝のミーティングでは、今日の販売目標が掲げられ、「今日も元気にジジババダマそう」と大声で唱和が行われている(と思われる)。
   そして当然ながらジジババダマして多額の手数料手にした社員は評価され、出世してゆくわけだ。
   こんな生活毎日してたら、手っ取り早く殺して現金奪ったほうが簡単だと思う社員が出ても、なんら不思議ではない。
 
 ※ 「強殺未遂及び建造物等放火」は、野村證券株式会社(代表取締役:奥田健太郎)の、日頃の社員教育の結果なのだ。   
 
 4 対金無視し、ネットを使おう
   
  対面金融機関などまともに相手していたら、お金どころか生命まで奪われかねないわけで、命が惜しい方は決して利用してはならない。
  キャバクラやホストクラブに行く金目当てでゴミ商品売る窓口社員のいないネット金融機関を利用することこそ、貴方の財産及び生命を守る唯一の方法であります。
 
 5 イイネでNSA、これ以外無し!
 
  イデコやNSA使い、インデックスファンドを、ネット金融で買いましょう。
  銘柄は、Nikkei225、SP500,All Country、この三つで十分です。