2020/2/18

これからは、積立投資の時代です!

 私(昭和31年生まれ)と同じ世代の方々は、1980年代、郵便局の定額貯金にお金を預けておけば、10年で2倍になったという夢のような時代を記憶の方も多いかなと思います。
 
                      幾年月が過ぎて
 
 今、貯蓄商品はほぼゼロ金利の時代となってしまいました。既に退職している方、近い将来退職される方におかれましては、老後の生活資金運用についてお悩みの方も、いらっしゃるかと思います。
 先程述べたような夢のような時代(「一括貯蓄」、陸上競技に例えれば100メートル競走)は、二度と訪れません、これから先20年・30年どうすべきか、不安な方も少なくないかと思います。
 
                         しかし
 
 心配することはありません、 時代が変われば、それなりの対処の仕方も生まれてきます。
                         
                        それは、
 
 「積立投資」、陸上競技に例えればマラソンのような資産形成方法であります。
 「一括貯蓄」が成功したのは、当時の日本が右肩上がりの高度経済成長の時代であったからであり、そのようなことがこれから起きるかというと、残念ながらノーであります。
 とはいいつつも国民が努力すればそれなりの経済成長はかちとれますし、世界に目を転じればさらなる成長も期待できます。
 
                          ただし
 
 日本にせよ、世界にせよ20世紀のような右肩上がりの成長は無理であり、山あり谷ありの上下を繰り返しながら少しずつ成長してゆく、「ジグザグ成長」が続くと思われます。
 したがってかつてのように、お金を一括運用するのではなく、毎年毎年少しずつ積み立ててゆく「積立投資」こそが、これからの時代に適した資産形成法であります。
 
 人生100年時代、30年・40年という長い老後が続くこれからの時代においては、資産形成も長いスパンで考えるべきであり、そのための方法が、「積立投資」なのであり、ぜひ多くの方がこのことを実行されんことを、期待するものであります。