2020/2/19
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退職金をどう使うか? |
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2月もなかばを過ぎ、寒い中にも春の兆しが見え始めた今日この頃であります。 来月退職を迎える方々におかれましては、退職金の使い方(貯め方)について、既にお考えの方もおられるかと思います。と同時に、既に金融機関から勧誘の文書や連絡を受けている方もおられることと思います。 リタイアの先輩であり、かつ資産形成のプロフェッショナルとして、 私なりの考え方を述べてゆきたいと思います。 1 最低でも50%は、元本保証商品、すなわち減らない資産に預ける。 2 低金利及び長い老後を考えた時、残りの額は分散し、積立、長期投資に向ける。 以上の原則を基に、では、何に投資するかということになりますが、決定的に大事なことがあります。 それは、 間違っても、金融機関に行って、「どの金融商品がいいですか?」と聞くようなことを、なさらないことであります。 今、低金利のもとで、銀行にしろ証券にしろ、お客さまから預かった資金を金利商品で運用する(利ザヤで利益を出す)ことが、ほぼ不可能になってきております。 このような状況において、彼らが利益を出すために考えることは、 「①元本保証のない商品を、②高い手数料で売り、③短期間で売買を繰り返させる」このことに尽きます。したがって、例えば銀行の窓口で、上記のような問いを発するということは、 「餌に飢えているライオンの檻に、素手素足で入る」ようなことであります。 とはいいつつも、 長い老後を考えた時に、貯蓄だけで資産を増やすには限界があり、であるなら正しい投資の手段を取ることが必要となります。 具体的には、 どの金融機関にも属さず、どの金融機関からも手数料を貰っていない、真に独立した助言者、独立ファイナンシャルプランナーに相談することであります。 皆様からのご連絡、お待ちしております! |
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