2020/2/26

正真正銘「信託報酬ゼロ」の投信が生まれる!

 ビッグニュースPartⅡです。前回の当ブログにおいて、「成果型信託報酬」の投信ができると記しました、そのポイントは以下の通りです。
 
           農林中金バリューインベストメンツが4月に発売する投信で、
 
 1 運用会社が、信託銀行及び販売会社に配分する部分の信託報酬は存在する(0.3%)。
 2 上記以外、すなわち運用会社そのものの取り分については、
  ①価格が上昇しなければゼロ。
  ②上昇し、最高値を更新した場合のみ、上昇額の10%の信託報酬が発生する。
 
 このような素晴らしいニュースの直後に、今度はもっと素晴らしいニュース(商品)が飛び込んでまいりました。
          野村アセットマネジメントが3月に発売する先進国株式投信で、
 
 1 信託銀行及び販売会社に配分する部分についてもゼロ。
 2 運用会社の取り分についても、2030年12月まで(10年10か月)はゼロ。
   以降は、年0.11%(メチャ安い、ただ同然です)とする。というものであります。
 
 上記2社とも親会社が大手であり、これらの商品で儲からなくてもトータルの収益で十分利益を確保できるという側面がありますが、であるとしても業界の先頭を走る会社がお客さま本位の商品を開発・販売するということは、高く評価すべきであると考えます。
 
 現在我が国の金融業界は、低金利で収益が増えないなかで、安易な手数料稼ぎに奔走しているのが実情であります。
 このような時代に国民が心掛けるべきことは、窓口社員の言葉や、ネットの煽情的な記事に左右されるのでなく、冷静に具体的な数値で判断することであります。
 
                           そして、
 
 それでもなお判断に迷う時は、どこの会社にも属さず、どこの会社からも手数料を貰っていない、真に独立した資産形成の助言者たる、私、近藤 英生にご相談されることを、強く訴えるものであります。