2020/3/7

投資は、長距離競走なり! 2

 昨日は、最近の相場の動き(外国勢の日本株売り&機関投資家の外債買い)について述べました。
 本日はそれらの項目も含め、2020年3月初旬段階の経済情勢について述べたいと思います。
 
                     円高&株安が進む!
 
 というのが、現在日本の状況であり、資産形成の世界では、今、底ともいえる状態であります。
 
 1 新コロナウイルスウイルスが世界中に蔓延しつつある現在、世界でもワースト5に入る被害国であるにもかかわらず、通貨「円」は買われて(すなわち世界から高く評価されて)います。
 そして、その原因は「円」が世界最強の「安心通貨」であり、残念ながらこの傾向は当分続くものと思われます。
 2 我が国において、通貨と株式は連動しますから、その結果株も売られています。
 
                         ということは、
 
 1 円高の今こそ、世界の資産が安く買えるということであります。
 
                           ただし、
 
   買うべき世界資産は、「外貨建て保険」や「外債」ではなく、伸びゆく世界市場の主役たる、
   「世界株」であります。
                  
                          と同時に、
 
 2 日本株が売られ、安い今こそ、日本株もまた絶好の買い時であります。
   PBR(株価純資産倍率)という指標があります、株価がその会社の純資産価格をどのくらい
   上回っているかという指標で、今、半分以上の企業がその数値が1以下、すなわち割安とな
   っているのであります。
 
                         すなわち、
 
 「円」で生活している我が国の国民にとって、日本株及び世界株は、「今世紀最大の買い時」であり、この機会を逃したら、一生こんな好機には会えないかもしれません。
 
 投資は長距離競走であり、今こそ遠い先のゴールに向けて、良いポジションをキープすべき時であります!