2020/3/31

今こそ、iDeCoとつみたてNISAを始めよう! 10

 これからの時代、貯蓄のみでは資産形成は厳しい、投資というものをライフプランの中に組み込みましょう、ということを原点として、
 
 一 投資をするなら、最も適切なものは投資信託であり、
 二 投資信託の中で、最も適切なものは株式投信であり、
 三 株式投信の中で、最も適切なものは、インデックス投信である、と述べてまいりました。
 
                          そして、 
 
 前回、インデックスとアクティブを対比した理論的優位性について、述べたわけでありますが、これはあくまで私が作った理論でありまして、その信憑性を疑う方は当然おられると思います。
 
                          そこで、
 
 資本主義の総本山である米国、すなわち株式投資・投資信託の総本山である米国において、両者の優位性がどうなっているかを、ご紹介いたします。
 
                     <実績的優位性>
 
 1 インデックスファンド       「S&P500インデックスファンド」1種類
 2 アクティブファンド       ①米国大型株対象          100種類
                     ②米国小型株対象          100種類
                     ③先進国株対象           100種類
                     ④新興国株対象           100種類
 
 上記のファンドについて、5年後のパフォーマンスを比べたところ、
 
 1 VS 2①     インデックスの73勝27敗
      2②     インデックスの72勝28敗
      2③     インデックスの67勝33敗
      2④     インデックスの80勝20敗
 
 となります、いかがでしょうか?ほぼ75%の確率でインデックスが勝っているのです。
 
                        ちなみに、
 
 先日終わった大相撲春場所千秋楽は、横綱同士(白鳳VS鶴竜)の相星決戦となり、白鵬が勝ち優勝いたしました。結果、対戦成績は白鵬の43勝8敗となり、勝率にすると84%となります。
 
 さすがに白鵬ほどの位置には達しないものの、勝率75%といったら、ビジネスの世界では、御の字といってもよろしいかと思います。
 
                        余談はさておき、
 
 資産形成の世界では、インデックスの優位性は火を見るよりも明らかであり、これから投資を始める方々におかれましては、迷うことなくインデックス投信を選ぶことをお勧めいたします。
 
 この文章を書いている3月31日の時点においても、新型肺炎の猛威はとどまる兆しはありません。世界中で経済活動が止まり、多くの方が職を失いつつあります。
 この状況を踏まえ世界各国の政府は、リーマンショック時を上回る史上最大の財政出動作戦を始めています。
 今全世界は、先の見えない暗闇にいますが、いずれ必ず治療薬ができ、経済は再生します。
 その時になって慌てないように、「未来への投資」をすべきであり、そしてそのための最強の武器「iDeCo&つみたてNISA」を、我が国は国民に提供してくれているのです。
 
 今こそ、iDeCoとつみたてNISAを始めましょう!