2020/4/26
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今こそ、WICLI投資を始めよう!5 |
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WICLI投資のポイント2番目、「インデックス投信」について、述べております。そして、そのメリットの一つ目として、「コストが安い」ということを挙げました。 ここでいったん話をもどして、「投資信託」そのもののコストの構造について、ご説明いたします。 というのも、 今から述べることは、ある意味これから我が国において、投資というものが根付くかどうかということにも関わるからであります。 <投信のコスト構造> 1 一階部分 ・ ・ ・ 購入時 及び 売却時に支払う手数料等 2 二階部分 ・ ・ ・ 保有期間、毎年払う「信託報酬」等 3 三階部分 ・ ・ ・ 「運用手数料」とか「一任手数料」とか称する、意味不明なコスト 銀行が顧客から預かったお金を、全額運用し、その利ざやで稼ぐ「貯蓄」と違い、 「投信」のお金は、あくまで顧客独自の資産でありますから、それを使って利ざやを稼ぐということはできません。 とはいいつつも販売会社や運用会社はボランティアでやっているわけではありませんので、適正な利潤を得なければなりません、そのための必要かつ十分な原資が、1及び2なのであります。 ということは、 3で紹介した手数料は、顧客の立場から言えば全く不要なもの、ということになります。 建物でいえば、2階建ての家で、以下四人住むには十分なのに、 不必要な部屋を、高いお金をかけ、しかも吹けば飛ぶような安い建材を使った 100%無駄な部分なのであります。 このような無駄な手数料を、しかも毎年毎年1~2%も顧客から分捕っているのが、上記3の手数料を取る会社・口座・商品であり、しかも悲しいことにこれらの残高が伸びているのです。 低成長・低金利という時代のなかで、投資が多くの国民の間に根付くかどうか、今が正念場であります。 虎の子の退職金を手にした(手にする)シニア層、これからの時代を生きるミドル層・ユース層の皆様におかれましては、くれぐれもこのような手合いには惑わされず正しい投資の道を歩まれんことを、切に希望いたします。 |
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