2020/4/28

今こそ、WICLI投資を始めよう!6

 インデックス投信について、コスト面について、やや長く述べてまいりました。というのも、これから述べるパフォーマンスや実績というものは、今これから投資を始めようとする方においては、未来的なものであります。
 これに対し、コストは今まさに判るものであり、であるなら「判ること」を基準にして、全ての事柄をスタートすべきであると思うからであります。
 
                    インデックス投信のメリット
 2 パフォーマンスが良い
 
 株式投信3種類の中で、バランス型投信は問題外であり、だとすると残ってくるのは、インデックスとアクティブ投信の2種類ということになります。
 
 ①パフォーマンスが良い、理論的理由
   二つの商品(A=インデックス B=アクティブ)を対比した時、得られる結果は、以下の4パターンがあります。
   パターン1 A 及び B 共に値上がりする。
   パターン2 Aが上がり、Bが下がる。
   パターン3 Aが下がり、Bが上がる。
   パターン4 A 及び B 共に値下がりする。
 
 既に述べたように、信託報酬等の保有手数料については、インデックスとアクティブでは、ほぼ倍の違い(アクティブの方が高い)があり、
 
                        ということは、
 
 スタート時点において、アクティブはハンデを負っており、インデックスに勝つとしたら、パターン3しかありません、すなわち、インデックス VS アクティブ は、3勝1敗でインデックスの勝利ということになります。
 
 「そんなこと言うが、そんなもの、お前の考え出した都合のいい理論だろ、信じられるか?」と仰る方もおられるかと思います、当然です、私が皆様の立場でも同じようなことを言うと思います。
 
 次回は、私の理論に加えて、投資(投信)大国アメリカにおける、実際の結果をお示しして、理論と現実の融合を図ってみたいと思います。