2020/9/25
|
|
「コロナ時代の株入門」に対する見解 |
|
「コロナ時代の株入門」、これは、今週号の某経済誌のメイン記事であります。 以下、項目ごとに私の見解を加え、これからの資産運用・資産形成について考えてみたいと思います。 1 「今が好機、運用を積極化」(個人投資家6千人アンケートより) 経済雑誌がアンケートし、それに回答するというのは、それなりの投資経験者ばかりだと思います。したがって、上記のような結論は特に驚くことではありません。 とはいいつつも、世界大恐慌以来の経済危機だとか、戦後最大の危機だとか、頭の悪いマスゴミ・学者屋・評論屋の妄言を聞くにつれ、まともな知性をお持ちの方が多いことにほっといたします。 2 「株価がどこまで上がるか」(2人の専門家に聞いた) という題名で、専門家と称するオッサンとアンちゃんが話していますが、私は1行も読んでいません、理由は簡単で、時間の無駄だからです。 当ブログで再三述べていますが、資産運用・資産形成で依拠すべき方は、人類の歴史上二人だけです。 人類最高の投資家W・バフェット氏及び人類最高の科学者A・アインシュタイン氏、この二人だけであり、したがって、このお二人以外の意見は100%無視してかまいません。 3 「バランス型投信の落とし穴」(分散投資の効果は幻想) バランス型投信というのは、株式のみならず、債券や不動産も加え、いわゆる「分散効果」を狙うものだと言われています。 しかしながら、株価と債券価格は原則的には、真逆の関係、すなわち前者が上がれば後者は下がり、前者が下がれば後者は上がる、というものであります。 これを自動車の運転に例えれば、アクセルとブレーキを同時に踏むようなものであり、非効率きわまるものであります。 にもかかわらず、上記のような商品がはびこっている理由は二つあります。 ①「分散投資」という、資産運用においてとても大事なことの真の意味を、運用会社等が理解できていない。 ②顧客も同様に、「分散」という言葉に「安定性」を感じ(それ自体は間違っていないが)購入する。 真の分散投資とは、一つのファンドに株式と債券をく組み合わせるのではなく、 株式投信と債券そのもの(満期まで持てば元本保証がある)というように、資産を二つに分ける(分散)、ということであります。 |
|