2022/6/29
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ジイサン吠えても、若者は進む! |
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日経新聞6月28日記事より。 1 「貯蓄から投資への誤り」 大機小機というコラムで、魔笛なるペンネームのジイサンが書いている。 岸田総理の「資産倍増プランに対し、 一 「株価などの資産価格は、モノやサービスのように需給で決まるものではない」 → 買いが売りを上回れば上がるんだよ、アホ。 二 「株式市場は本来、投資家が企業収益をできるだけ正しく予想し、株価を適正なファンダメンタルの水準ぬするための場だ」 → 市場経済という路上の現実をしらない、お花畑の住人の机上の空論、死ぬまで言ってろ! 三 「日本の個人金融資産の比率が高いのは、日銀の金融緩和の結果だ」 → 金融緩和のとっくの前、10年も20年も前から比率は変わっていない、バカはバカなりに、もう少し勉強してから書け! 正体も年齢も知らないのにジイサンと断言するには理由がある。 二、に代表されるような旧態依然の建前論であり、現在の日本が抱える課題を、出来の悪い上から目線で述べているにすぎず、したがって仮に年齢が若かったとしても、その実態は棺桶から顔だけ出したジイサンレベルである、ということからだ。 2 世界株、6月全業種下げ 世界株価指数の代表であるMSCI全世界株価指数が、全業種において下落したとの記事である。 一 ロシアのウクライナ侵略、アメリカの利上げ等、株式市場に対しネガティブなことが起きており、ある意味当然である。 二 むしろ、一本調子で上がるよりは、適度な調整は長い目で見れば必要である。 三 ネガティブ要素が一段落すれば、再び上昇軌道に乗るのは火を見るよりも明らかであり、いいかえれば今は今世紀最大のバーゲンセールの時期なのだ。 3 家計資産、脱預金の兆し 一 投資への関心は、若年層ほど高い。 ①楽天証券では、口座数が80万を超え、3月末から30万も増えた。新規口座開設者の7割が、20~30代の若者である。 ②2021末の証券会社全体のつみたてNISAの口座数は、339万で前年末の2倍となった。 二 預金からはみ出したマネーは、外国債券や外国株に向かう。 世界投信への流入額は1~5月で約3兆円、日本投信へのそれの5倍である。 三 一方で外貨預金の残高は、4月連続で減少している。これは円安進行で利益確定に動いた投資家が多いからだ。 しかし、日銀は金融緩和を続ける姿勢を鮮明にしており、円の先安感が強まれば外貨建て資産運用が増える可能性は高い。 「貯蓄から投資へ」、「日本から世界へ」、このことは、これからの日本、国民が生きてゆく中で絶対に必要なことである。 そのことを、これから先長い未来がある若者が理解していることが、喜ばしい。 昭和の残存物たるジイサンの空論&世界の一角でしかない島国の企業を超え、未来と世界に投資し、自分と国家の富を増やし、国家安泰・世界平和のために富を活かすことが、今こそ求められている。 |
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