2025/7/10

にっぽん(製鉄)の未来は、限りなく明るい!

  日本製鉄がUSスチール買収に成功した。以下7月8日日経の日鉄橋本会長インタビュー記事より
 
1 中国捨てて、米印で稼ぐ
 
 一 中国は現在鉄鋼生産で大きなポジションを占めているが、私(橋本)は中国が一番だと思っていない。実際、利益は当社(日鉄)の何分の一かだ。
 
 二 米国では今後1、6兆円投資し、生産を2000万トン増やす。
   インドでは、1500万トン増やす。
 
2 欧州でも稼ぐ
 
   欧州でもスロバキアなどで5500万トン増やす。
 
3 世界生産1億トンへ
 
  これらのことにより、全世界で現在の5800万トンから、10年後には1億トンまで増やす。
 
4 次世代に夢を残すため
 
  現在のような大転換の時代には、新しい勝者と新しい敗者が必ず生まれる。
  10年後に勝者になるためには、今集中して投資しなければならない。
  次世代に対し私がやるべきなのは、夢と選択肢を残すということだ。 
 
5 世界一復権のための選択肢
 
 一 中国や、その傘下に入ったベトナムやインドネシアに興味はない。中国の安値輸出が収まらない限り、アジアの市場で採算を確保できることはない。
 二 インドやタイはまだ中国の傘下に入っていない。先手を打って進出してゆく。
 三 当社のM&Aの対象は、①(インドのように)需要が各確実に伸び、②(米国のように)当社の技術力が生かせる高級鋼の需要があるところだ。
 
 日本製鉄の日本名称は、「にっぽんせいてつ」であり、英語表記は、「NIPPON STEEL」だ。
 どこかのクズ会社のように、伝統ある日本名(松下電器産業)を捨て、意味不明のカタカナ社名にしたあげく、「世界の競争力中国で磨く」などと副社長が寝言をいったあげく、黒字なのに従業員1万名削減などということしてる会社とは、そもそもこころざしが違うね。
 
 にっぽん(製鉄)の限りなく明るい未來に栄光あれ!