2025/7/17
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セブン残り、パナ沈み、日産消える! |
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1 セブン買収、クシュタール社断念 セブンアンドアイホールディングスの買収策動を企てていたクシュタール社が断念を声明した。 一 セブンは日本の宝 単なるコンビニエンスストアではなく、①24時間営業することにより、犯罪被害者の駆け込み拠点となり、②公的書類の窓口交付や、③災害時のインフラ等、公的任務をもつセブンは、まごうことなく日本の宝である。 二 フランスは国を挙げて阻止 クシュタール社はかつてフランスの百貨店カルフールの買収を企てた、この時フランス政府は、「食料安全保障の観点から絶体に認めない」と、この企てを一蹴した。 反対はおろか、コメントすら出さない石破のバカ政府とは雲泥の差だ。 三 以下は、7月17日付けブルームバーグ社の報道を引用する。 ①「クシュタール社は、誠実で建設的な協議ができなかったため買収を撤回したとする異例なほど手厳しい詳細な書簡を発表。その文面からは当初から感じられた特権意識がにじみ出ている。あたかも棚から商品を取るように、日本のライバル企業を買収できるとでも考えていたかのようだ。 ②今回の買収頓挫について、日本のコーポレートガバナンス改革が後退したとか、失望を招くとか、過去への逆戻りといった論調が数多く出てくるだろう。だがそれらは無視して問題ない、 改革は順調に進んでおり、日本の企業社会はこれまで以上に開かれている。政府の介入や系列による囲い込みがあったわけではない。 ただ単に良くない買収案だったというだけで、セブンが断ったのではなく、クシュタール社が一方的に手を引いたのだ。 (コラムニスト、リーディー・ガロウド氏の文章より) 2 パナソニック、テスラ向け電池工場稼働延期 パナソニックが、米国における2番目の電池工場の稼働を延期した。なお、3番目の工場については、計画段階で頓挫している。 一 テスラ売れず、電池不要 原因はただ一つ、納入先のテスラの売り上げが不振で、稼働するだけの需要がないからだ。 二 マスク氏政党設立でますますテスラ売れず では、この売り上げ不振は一時的なことだろうか?トランプ大統領と仲たがいしたイーロン・マスク氏は、来年の中間選挙目指して新政党設立を企てているらしい。もしそれが実現したら、電気自動車に対する補助金中止どころか、新たな税金を課税されかねない。もしそうなtったら、テスラはほぼ倒産だろう。 三 小利口な商売屋の失敗 地球温暖化 → 脱炭素 → 電気自動車という流れ自体は、正しい。 しかし、この社会は正しいものが勝者になるのではなく、勝利を得たものが正しいのだ。 安っぽい環境デマに悪乗りした小利口な商売屋の失敗というほかない。 3 日産、野球部と共に消える 一 日産野球部、都市対抗出場逃す 業績不振で、全世界で工場閉鎖・人員削減を進める中、球遊びのサークルを社の金を使って再開するという、クズ会社日産。 都市対抗出場決定は最後に負けてかなわなかったそうだが、その相手が東芝というのだから笑わせる。 東芝といえば、粉飾決算&投資の失敗で事実上倒産し、上場廃止となった会社。いまだに球遊びのサークルを存続させていたこと自体、まあクズ経営者の面目躍如というほかない。 二 地球救う前に社員を救え 日産といえば、日テレの醜悪偽善番組24年間テレビのメインスポンサーであり、今年も数億円のスポンサー料を出すらしい。 前述の見出しは、日刊ゲンダイから引用したものだが、クズしんぶんしでも、たまには(1万回に1回)まともな記事を書くという見本だ。 以上、個別株式の現状について述べてきた。初心者、若者、低資産者におかれては、絶対に個別株投資をしてはならない。理由は簡単で、個別企業の未来など、W・バフェット氏以外は誰にもわからないからだ。 しかも、そのバフェット氏にしてから、後世世代への遺言として、「SP500インデックスファンドを買いなさい」と言っているのだから、何も迷うことなく、日・米・世界のインデックスファンドを買いなさい。誰のためでもなく、貴方自身のために! |
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