2020/3/24
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今こそ、iDeCoとつみたてNISAを始めよう! 5 |
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我が日本国が生んだ、iDeCoとつみたてNISAについて、述べてきました。 iDeCoの最大のメリットである所得控除と、それを使った具体的な資産形成プランはいかがでしょうか? 今日からは、つみたてNISAについてご説明いたします。 制度の歴史 2014年 NISA(日本版非課税貯蓄制度)発足 → 2023年で終了 2016年 ジュニアNISA(NISAの未成年者版) → 2023年で終了 2018年 つみたてNISA発足 2024年 新型NISA発足予定 見てお判りのように、上記二つの制度は、いずれ終わる制度であり、新型NISAについては、まだ法制化されていない現状ですので、現在稼働しており、かつ最も適切であると私が考える、つみたてNISAについて、ご説明し、かつ推奨したいと思います。 詳細については、既に述べておりますが、最大のメリットは、「各種手数料の安さ」であります。 (配当金・譲渡益等の非課税は、iDeCoと同様です) 具体的にいうと、 1 購入時及び売却時の手数料がゼロ。 2 信託報酬(毎年取られる、保有時の手数料)が、 国内インデックス投信で、年0.5%以下、国外インデックス投信で、0.75%以下、 と、規定されています。 手数料というハードルを低くすることにより、多くの国民が投資(投信)に近づきやすくなり、その結果適切な資産形成を行なえるために、金融庁(すなわち日本国)が創りだした制度であります。 「ISAは英国の発明だが、つみたてNISAは世界史に残る日本の発明だ」 というのが、私の持論であります。 「ありゃ、どっかで聞いた言葉だな?」と思われる方もおられるかと思います、そう、iDeCoについて私が申したのと、同じ意味合いなのであります。 つまり、そのくらい素晴らしい制度であり、一人でも多くの方がこの制度を使い、正しい資産形成を行っていただきたいと、考えるしだいであります。 ところで、 今、つみたてNISAの対象商品(投資信託)は、約160本あります。その中から、自分に合った商品を見つけるにはどうしたら良いでしょうか? 次回以降、その選択方法について、お話したいと思います。 |
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