2020/4/15

長期投資は、アルプス縦走なり!

 新型肺炎により、毎日毎日世界中で、多くの方が亡くなっています。
 我が国においても、「緊急事態宣言」が出され、まさに国民が一丸となって、この恐ろしい敵と戦うべき時であります。
 国民一人一人が、自分の出来る範囲で、自分の出来る事・やるべき事(やってはいけない事も含めて)を行う(自粛という行いも含めて)時であります。
 
                    自分のやるべき事とは、
 
 例えば、私事でいえば、16日は献血に行く予定です。このような状況でありますので、不要不急の手術は延期しているとのことですが、とはいいつつも、緊急に輸血が必要な方はおられます。
 他人様より若干アルコール濃度の高い私の血であっても、お役に立てるならば、望外の喜びとするものであり、マスク&スペースを守って向かう予定です。
 
 そして、投資家の方々におかれましては、1円でも多くのお金を投資に回し(続け)ていただきたいと思います。
 
                        何故ならば、
 
 あなたの投じたお金こそが、まわりまわって、マスクや人工呼吸器を配備し、医師や看護師を養成するための原資となるからであります。
 さらには、それらのお金が世界経済を立て直し、その結果として世界全体の防疫や医療に使うための膨大な資金の原資となるのであります。
 
                       とはいいつつも、
 
 現実の世界経済を見れば、全世界で株及び債券価格が下がり、将来不安が広がっています。 このような時期に投資を続け、始めるというのは、それなりの勇気がいると思います。
 
 
 季節が進み、山に登る機会が増える(とはいいつつも、今年に限っては相当制限されると思いますが)ことと思います。
 私は、長期投資はアルプス縦走、すなわち一つの峰に登ったら、いったん下り、また次の峰を目指す、この繰り返しであり、その結果目指す最も高い峰にたどりつくのだと考えています。
 
                          そして、
 
 今はその下りの時期であり、せっかく2000メートルまで登ったのに、また1800メートルまで下がらなければならない、そんな状況であると考えています。
 体は疲れるし、目指す峰は遠く高い、気持ちがなえることもあるかと思います。
 
                        しかしながら、
 
 この苦しい時期を乗り越えてこそ、次の峰にたどりつき、その繰り返しの結果、最終目的である頂上に到達できるのであります。
 
 阪神淡路大震災及び東日本大震災といった国難を乗り越えてきた日本経済は、必ず復活します。
 人口が増え、今世紀半ばには100億人に達するであろう世界経済もまた、必ず復活します。
 
 「歓喜の花の種は、悲しみの夜に植えられる」ことを信じ、今こそ一粒でも多くの種を、植えようではありませんか!