2020/5/1

今こそ、WICLI投資を始めよう!8

 インデックス投信を推奨するポイントの2番目として、パフォーマンスが良いということを述べています。
 アクティブ投信に対するアドバンテージ、一つ目として理論的根拠、二つ目として実践的根拠を述べました。
 今回はインデックス投信独自の圧倒的なパフォーマンスについて、ご紹介いたします。
 
 1 商品 バンガード500インデックスファンド
  (インデックスファンドの考案者である、J・ボーグル氏が、自らの理論を証明するために作った、アメリカの代表的株価指数S&P500を、買うファンド)
 
 2 創設された1978年1月に500ドル、以降毎月100ドルずつ投資したとした時のパフォーマンス
 
 3 1978年    元本1600ドル    年末時価1669ドル
   1988年      13600ドル         34080ドル(元本の2.5倍)
   1998年      25600ドル        230621ドル(     9.0倍)
   2008年      37600ドル        208942ドル(     5.6倍)
   2013年      43600ドル        486747ドル(    11.2倍)
 
 いかがでしょうか?この数字だけ見ていただければ、私がこれ以上述べる余地などないのですが、あえて述べさせていただければ、
 
 ① 35年で、元本の11倍、これを年平均利回りにすると、なんと28.5%(2.85%の誤りではありません)
 ② 98年の時点で元本の9倍まで増えていたのが、08年には、5倍まで下落している。
 理由は、あのリーマンショックによりアメリカの株式相場が大暴落したことによる。
 
                          それでも、
 
 元本割れどころか、6倍近くのパフォーマンスを維持しており、
 
                           かつ、
 
 ③ その時に、慌てず騒がず地道に投資を続けたことが、わずか5年でリーマン時の倍近くまで資産が増えた、ということであります。
 
 今、コロナショックにより、全世界で多くの会社が倒れ、多くの方が職を失っております。
 政府や中央銀行が、これらの状況を打開するためにさまざまな政策を遂行しています。
 私たちはそれらを支持・応援するとともに、私たちのできうる範囲で経済再生のため努力すべきであり、そのための最良の手段が株式投資であります。
 
 私たちの投じたお金は、一義的にはA会社や、B会社に向かうわけですが、やがてそれは資本主義という大河の流れの中で、世界経済再生・発展につながります。
 そして、その中からマスクや人工呼吸器を作るお金、感染症を研究するお金、医師や看護師を養成するお金につながるのであります。
 
 世界中が悲嘆にくれる今こそ、自分のため、日本のため、世界のために、
 資金を投じ(投資)ましょう!