2020/5/20
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新聞・TVを信ずるなかれ! |
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今、資産形成をしている、あるいはこれから始めようとしている方々においては、多くの情報を色々な媒体から得られることと思います。 また、資産形成に限らず日々の生活においても、知識を得る、学ぶということはとても重要であります。 問題は、それらの情報が「正しい」かどうか、この一点につきます。 新型肺炎で、毎日多くの方が亡くなる中で、さまざまな情報が流れています。その中には、いわゆる大新聞・大テレビ局が流すデタラメな情報も多々あり、十分に注意すべきであります。 例えば、 1 コロナ対策で、日本はドイツより遅れている? 全人口当たりの死者数:A国 20万人に一人 VS B国 1万人に一人 この数字を見て、どちらの国が感染症対策で勝ってるかと聞かれれば、算数が出来る知的レベルに達している人間ならば、100人に100人が、A国と答えると思います。 ところで、 この数字、A国が日本でB国がドイツなのです、すなわち日本人が一人亡くなる間に、ドイツにおいては、20人もの国民が亡くなっているのであります。 にもかかわらず、 朝日新聞・NHKをはじめとするいわゆる大メディアは、あたかもドイツが感染症対策先進国であり、我が日本国・日本民族が遅れているかのようなデマ報道を垂れ流しています。 2 〇〇円の富が失われた? コロナショックにより、全世界の市場が動揺し、なかんづく株式相場は下落しております。 この結果、たとえば日本国民の年金資産を運用するGPIFの積立金資産は値下がりし、自称大メディアは鬼の首を取ったかのように、「年金が〇〇円失われた」などと、大騒ぎします。 が、年金は1円も失われてはおりません、 何故ならば、 ①約200兆円の積立金の1割程度が「下がった」だけであり、 ②もともとゼロだったものが、まだ180兆円も残っており、 ③しかも、積立金は将来の給付のための「貯金」であって、今支給される「年金」には全く影響しないのです。。 上記の二つだけみても判るように、明らかなウソ・デマ・デタラメをいわゆる大メディアが、日々垂れ流しているわけであります。 そして、 資産形成の世界では、これらに勝るとも劣らない巧妙な宣伝情報が、日々流れております。 「FXで1億円儲けた」とか、「仮想通貨で億万長者になった」とかのたぐいです。 仮に、それが事実だとしても、 ①その背後には、その数十倍も損した人がいる。 ②成功者の資産が例えば10億円だとしても、私が尊敬する世界最高の投資家バフェット氏の1000分の1に過ぎない。 自らの生命・財産を守り、永く豊かにつなげてゆくために、正しい情報を得る・正しい助言者に依拠する、ということの重要性を認識していただきたいと思う、今日この頃であります。 (東京都の新規感染者数が5人という報道を聞いた夜に) |
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