2020/5/22
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一括貯蓄から積立投資の時代へ! |
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全世界を覆う新型コロナウイルスの脅威、WHOは公式に病名を決定しました。 「COVID19(2019年発生の、コロナウイルス病)」であり、当欄においても、以降C19と表示することとします。 さて、 このC19の影響で、全世界の経済活動が低下しています。 各国の中央銀行は金利を下げ、ゼロ金利、あるいはマイナス金利という事態も進んでおり、当然ながら預金金利もそれにつられ下がり、当分上がる気配はありません。 歴史を振り返ると、 20世紀の日本は、「一括貯蓄」で資産が形成できる時代でありました。 1980年代、郵便局の定額貯金の金利は約8%、10年複利で運用すると、元利合計で2倍になるという、夢のような時代でありました。 幾年月が過ぎ、 21世紀の日本・世界は上記のように貯蓄ではほとんど資産が増えない時代となりました。 ちなみに、今、定額貯金に預けると、2倍になるのは約900年!かかります。 これから先、長い人生を迎ええる方々が資産形成を行う場合、貯蓄だけでは厳しい、ある程度投資というものを考える必要があります。 ところで、 当欄で何回も述べているように、今株式市場は今世紀最大のバーゲンセールの最中であります。 したがって、今それなりの金額をお持ちの方においては、一括投資するというのもありかなと思います。 しかしながら、 そんなにお金を持っていない&これから先長い人生がある、あるいはお金はあるが一括投資はちょっと怖い、という方々におかれましては、是非とも「積立投資」をお勧めいたします。 C19が、「第二波、第三波が来るだろう」と言われるように、相場も当分荒波が続きます、間違いなく。したがって、このような時期には、目先の価格上下に左右されない積立投資、なかんづく毎月一定額を投資する「ドルコスト平均法」という手段が最も有効であります。 次回以降、この方法について、くわしくご説明することといたします。 (東京都の新規感染者数3人という、明るい報道を聞いた夜に)
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