2020/5/26

資産形成における「分散」の意味について、再確認しよう!

 今、資産形成を行っている方、これから行おうとしている方々におかれましては、「分散・積立・長期」という言葉をお聞きの方も多いと思われます。
 
                         ちなみに、
 
 上記の順序ではなく、「長期・積立・分散」と紹介する向きもありますが、これは100%間違いであり、あくまで「分散・積立・長期」という正しい順序を守っていただきたいと思います。
 
                         そもそも、
 
 これから資産形成・運用を始めようという時に、いきなり「よし、30年、40年かけて長期投資しよう!」なんて考える人いると思いますか?
 ①まず最初に、どの金融機関を選ぶとか、どの商品を選ぶか考え(分散)、
 ②次に、一括で投資するか、少しずつ投資していく(積立)かを考え、
 ③最後に何年かけて投資するか(長期)、
 というのが、まともな人間のまともな順序設定であると考えます。
 
                        にもかかわらず、
 
 資産形成のプロとか称する人間の大半が、間違った、すなわち世間の常識に反した順序で、アドバイス等を始めようとするのは、完全なミスリードであります。
 これから先、このような順序で話し始める人がいるとしたら、その時点でアウトであり、以降はお金と時間の無駄ですから、即、席を立つことをお勧めいたします。
 
                        というわけで、
 
 資産形成の基本中の基本、初めの一歩が「分散」ということなのでありますが、このことについても間違った理解で、間違ったアドバイスや報道をする、自称アドバイサーやジャーナリストがおります。
 間違った情報を何回聞いても、何時間聞いても時間の無駄というほかはなく、そのような人生の寄り道をしないためにも、正しい理解をしていただきたく、次回以降詳しく述べてまいります。