2020/6/7
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世界に投資しよう! |
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我が国をはじめとして、多くの国で規制が緩和され、経済活動が再開しはじめました。 とはいいつつも、コロナ前に戻るには、まだ当分かかると思われますし、その間、第二・第三の波が来たなら、再び株価や景気に影響があると思われます。 マスコミや評論家等が、「あーでもない、こーでもない」と、どーでもいいことを言っておりますが、こういう輩の言うことの99%は間違っていますので、無視するに限ります。 「犬は吠える、キャラバンは進む」 何度かご紹介した遊牧民のことわざであり、今のような世界中が混乱している時こそ、この言葉の意味をしっかりとらえていただきたいな、と思います。 世界がどう動こう(犬が吠えている状況)と、私たちは自分のなすべきことをすべし(キャラバンは進む)、であります。 そして、 わが日本国民が、資産形成のためになすべき事は、以下のことであります。 1 少子高齢化がこのまま進展するならば、残念ながら経済成長のパワーは落ちてゆく。 2 その影響を少しでも減らすために、難民・移民の受け入れに積極的に取り組む、かつ、これから進むであろう香港の動乱に伴う、香港市民の受け入れも現実的に考えるべきである。 3 いずれにせよ、経済成長のパワーが落ちるなかで、金利は上がらず、したがって金利商品の代表である「貯蓄」のみでは、大きなパフォーマンスは期待できない。 4 「貯蓄」のみでなく、「投資」も資産形成の大きな柱として考えるべきである。 5 かつ、日本国内のみの投資ではなく、大きく世界を見て、世界に投資すべきである。 「世界に投資する」と簡単にいっても、何をどう投資したら良いか判らない方もおられると思います。 さらに、本来投資の対象として向いていない、預金・債券・保険に、「世界」や「外貨」の文言をかぶせ、さも高リターンが期待できるがのごとくの会社・商品があります。 「投資」すべきは、「世界株」のみであることを、次回以降ご説明いたします。 |
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