2020/6/10

世界に投資しよう!3

 世界投資について、最終結論を述べます。
 既に述べたように、世界投資には成長を取り込むというプラス面と、円高によるマイナス面が両立しています。
 資産形成とは直接関係ありませんが、為替について簡単にご説明すると、
 
     「通貨高(円高)は国力の象徴であり、通貨安(円安)は国益をもたらす
 
ということであり、その具体的証拠では、21世紀以降、特にアベノミクス・クロダノミクスの金融緩和による円安により
 
1 株価の時価総額は400兆円増え、
2 株価が上がり経済が好転することにより、雇用者が150万人増え、
3 雇用が増えることにより、経済的原因である自殺者が1万人減り、
4 雇用が増えることにより、勤労者収入が20兆円増え、
5 勤労者収入が増えることにより、消費が20兆円増え、
6 消費が増えることにより、GDPが50兆円増え、
7 GDPが増えることにより、日本国民の金融資産が300兆円増えた、
  のであります。
 
 というわけで、我が国によって円安は「百利あって、一害もない」という最高の経済状況なのであります。
 
                 そして、
 
 これから先の日本の行く末を考えた時に、為替は今分不相応の円高でありますが、いずれは国力の象徴たるかたちで、下がってゆきます、間違いなく。
 
                したがって、
 
 当ブログをお読みの方々におかれましては、今から世界に投資し、10年後・20年後の自分と、30年後・40年後の子や孫の世代のために、世界成長の果実を取り込んでいただきたいと、切に願うものであります。