2020/6/21

小学生でもわかる投資の基本

 前回、今年投資を始めた方の傾向について、述べました。もちろん、人ぞれぞれ条件が違いますから、私の見解が絶対正しいなどと申す気はございません。
 
               とはいいつつも、
 
 投資における大原則はあり、以下それについて述べてまいります。
 
 1 成功者、それも中途半端な成功者ではなく、絶対的な成功者に学べ!
 世の中には、「〇〇で、何億円儲けた」とか、「何千億円を運用した」とか、豪語する方々がいて、それを歌い文句にして、人や客を集めるということが日々行われています。
 それらは、決してインチキというわけではありませんし、それなりに成功したことは事実であると思います。
 
                ところで、
 
 個人で儲けたといっても、せいぜい10億とか100億程度のものだと思います。
 あと、何千億運用したというのは、単に「運用した」、すなわち「お金を右から左へ動かした」、というだけの話であり、儲けたとか、顧客を儲けさせた、というのとは別次元の話です。
 
 どうせ見習うならば、投資、すなわち資産形成で最も成功した方に学ぶべきであります。
 それこそ、私が尊敬してやまないうウォーレン・バフェット氏であります。
 氏が、半世紀にわたり投資で積み上げた資産は、なんと8兆円!世界長者番付のベスト5に毎年入る、文字通り世界有数のお金持ちであります。
 この世界長者番付の常連には、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏や、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏等、そうそうたる方がおります。
 
                  さて、
 
 バフェット氏と、ゲイツ氏等の違いって、どこでしょうか?
 前者は、自分で購入した株を運用し、その評価益等で財を成した投資家であり、一方後者は、自分で創った会社の株を上場し、その売却益等で財を成した起業家であります。
 どちらも尊敬すべき方々でありますが、これから投資を始めようとする方々におかれましては、世界及び人類で最も成功した投資家であるバフェット氏を見習うべきであると考えます。
 
 「ほとんどの投資家にとって、株を保有するベストの方法は、手数料の安いインデックスファンドに投資することである」(ウォーレン・バフェット)