2020/7/11

正しいデータを基に、正しく行動しよう!

 コロナウイルスの存在が公けになってから、約半年が経過いたしました。この間多くの方が亡くなり、現在でも多くの方が入院されています。
 さらには、規制・自粛が解除された結果、感染者数は再び増加してきており、大変憂慮すべき状況であります ・ ・ ・ と言いたいところですが、私の考えは違います。
 
 この半年間で多くの悲劇が生まれたわけですが、と同時に我が国はそれなりの事を学びました、何を学んだかというと、検査者数や感染者数も大事だが、最も大事なデータは、死者数(率)であり、かつそれが増えているのか、減っているのかということであります。
 
                何故ならば、
 
 1 咳や発熱があっても、それ自体は単なる風邪と同じことであり、
 2 問題はそれによって亡くなる方の数および率である。
 3 我が国の人口当たりの死者数は、他の東アジア諸国と同様極めて低く、
 4 かつ、その数及び率は順当に低下している。
 5 すなわち、ウイルス自体は依然として存在しているが、その毒性は確実に低下している
 
                つまり、
 
 今我が国で起きているのは、通常の風邪やインフルエンザが流行っているのと、ほぼ同じ状況である、ということであります。(ちなみに、通常のインフルエンザの死者数は、平均年3千人、一方コロナの死者はまだ1千人に達していません)
 検査者数や感染者数のデータも大事ですが、死者数(率)こそが最も大事なデータであるという所以はここにあります。
 
 投資の世界においても、さまざまなデータ・数値があり、プロと称するスットコドッコイな連中が、口先三寸で色々なことを言いますが、この世界で大切なデータは唯一つ、コスト及び価格が「安い」かどうか、これだけであり、それ以外のデータや数値を語る者は、その時点でアウトであります。
 確定金利である「貯蓄」と違い、「投資」の世界でどの金融商品が上がるかは、人類75億人のなかで、誰一人判りません、
 
               であるならば、
 
 今判る唯一のデータである、「コスト及び価格が安い」かどうかのみで、判断すべきなのであります。
 
結論:コロナに対して私たちが注視すべきなのは、死者数(率)のみであり、
  投資に対して私たちが注視すべきなのは、「コスト&価格」のみである。