2020/7/23
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インデックス投信は最強なり!4 |
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インデックス投信(株価指数に採用された会社の株をまとめて買う) VS アクティブ投信(ファンドマネージャーが選んだ会社の株を買う)の理論的・実践的優劣について述べて、まいりました。 今回はインデックス単独で、どれだけのパフォーマンスを得られる(得られた)かについて、述べてまいります。 <商品名:ヴァンガード500インデックスファンド> ヴァンガードというのは、米国でトップの資産運用会社であり、その創設者であるジョン・ボーグル氏こそ、インデックスファンドの生みの親であります。すなわちこのファンドこそ、今や全世界を席捲するインデックスファンドの代表商品といえるものであります。 このファンドを、創設された1978年の1月に500ドル、2月以降100ドルずつ投資したとすると、 1978年 元本 1600ドル 時価1669ドル 1988年 13600 34080(2.5倍) 1998年 25600 230621(9倍) 2008年 37600 208942(5.6倍) 2013年 43600 486747(11.2倍) いかがでしょうか?35年で11倍以上、年平均利回りにすると28.5%という驚くべきパフォーマンスであります。 日本円に置き換えて判りやすくすると(概数)、 昭和53年から毎月1万円ずつ拠出した結果、元本が450万円になり、元利合計額は5000万円になった、ということであります。 この間、投資家がしたことは、毎月毎月お金を拠出しただけです。 投資の本を買ったり、投資セミナーに出る等のことは一切せず、毎月の給料から1万円を拠出した、ただそれだけです。 人類が人類として存在する限り、資本主義は発展し、その象徴である株式市場・株式投資は発展する、そして相場(市場)こそが最も正しいのであり、その周りをウロチョロしている自称エコノミストや、自称ファンドマネージャーなど、相場(市場)という大樹に群がるアリにすぎません。 相場(市場)こそが正しいのであり、であるとするならば市場そのものを買うインデックスファンドこそが、資産形成のための最良の武器であるというゆえんは、ここにあるのです。 |
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