2020/8/28

安倍総理退陣の報をうけて

 本日8月28日、安倍晋三総理が退陣を表明いたしました。
 8年弱のご労苦に敬意を表明するとともに、志半ばの退陣を非常に残念に思います。
 
                何故ならば、
 
 この8年弱のアベノミクス及びクロダノミクスにより、日本経済が劇的に回復したわけであり、今後誰が総理になろうと、こんな素晴らしい経済政策はとられないと思うからであります。
 
 1 アベノミクス及びクロダノミクスの功績
 ①金融緩和により、過度の円高(悪夢の民主党政権時代、80円台)が是正された。
 ②適度な円安により、輸出企業の業績が回復し、株価が上がった。
  (2010年1万円 → 2019年2万4千円)
 ③株価の回復により、経済が好転し、失業者が減った。
  (300万人 → 160万人)
 ④失業者が減ることにより、自殺者が減った。
  (2万5千人 → 1万5千人)
 ⑤経済の回復により、賃金が上がった。
  (被雇用者報酬240兆円 → 260兆円)
 ⑥賃金が上がることにより、GDPが上がった。
  (490兆円 → 540兆円)
 ⑦もろもろの結果、国民の家計金融資産が増えた。
  (1800兆円 → 1900兆円)
 
 2 これからの展望
 当ブログをお読みの方々におかれましては、当然ながら最大の関心事は株価の推移であると思います。
 ①日経平均株価
 当面、様子眺めの状態が続き、一時的には下がることが予想される、ということは積立投資をしている方におかれましては、絶好の買い場である。
 ②上下を繰り返しながら、最終的には、2030年、3万円を達成する、何故ならば現在多くの日本企業は既にグローバル企業であり、世界経済成長の果実を摘み取れるからである。
 ③世界株価
 日本の政治・経済がどうあれ、人口が増える世界経済は順調に発展する、したがって今世界株を保有している方はそのまま保有し、そうでない方は、来週以降世界株投信に買い出動すべきである。
 
 繰り返しますが、今後当分の間(もしかすると永久に)アベノミクス及びクロダノミクスのような素晴らしい経済政策は、とられないと思います。
 しかしながら、政治や社会がどうなろうと、私たちは生き、生き延びなければならないわけであり、であるとするならば、生命の次に大事なお金、そのお金を増やすために、正しい選択をすることが、益々求められると考えております。