2020/9/13
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安く買って、高く売る! |
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今回の題名は、「安く買って、高く売る」、投資の、資産運用の、いやそもそもビジネスの基本中の基本であります。 そして、言葉にすれば実に簡単であり、行うのが非常に困難なのが、このことであります。 今回は、この難しいことを、いとも簡単に出来る方法をお教えいたします。 1 安く買う 再三述べてまいりましたが、古今東西・老若男女問わず、資産運用・資産形成の基本は以下の通りです。 ①元本保証である貯蓄商品を一定程度キープし(その割合は、年齢・収入・資産等で異なる)、 ②増やす資産としての投資商品を持つ、そしてそのためのベターな商品は、株式投資信託である。 それでは、株式投信を「安く買う」とは、どういうことかというと、 一 価格が安いもので、 二 保有手数料が安いものを買う、このことに尽きます、具体的には、 「価格(基準価額)1万5千円以下のもので、有手数料年0.5%以下のものを買う」。 さらには、 三 毎月毎月一定額を投資する(ドルコスト平均法という)ことにより、例えば今回のようなコロナショックで株価が暴落した時に、最安値で買うことが出来る。 2 高く売る 一方、高く売るというのは、いささか大変です、何故ならば未来は誰にも判らないわけです。 しかしながら、これも簡単な方法があります。それは、「必要になった時以外、売らない」 すなわち、前述したように、人生にとって必要な資産は、元本割れしない「貯蓄」で手堅く運用し、「投資」商品については、絶対的に必要になった時(例えば、保険のきかない重篤な病気になり、莫大な医療費がかかる)以外、手を付けないということであります。 このことを実践するならば、例えば株価が暴落したり、急激な円高等になって、一時的に元本割れしたとしても、長い目で見れば配当や分配金を含めれば、必ずプラスになります。 人生も資産運用も、短距離競走ではなく、長距離かつゴールが見えない競走であります。 目先の経済・社会情勢や相場・価格に一喜一憂することなく、日々地道にコツコツと前に進むことにより、最後に自分なりの到達点にたどり着けることを信じ、歩みを進めましょう! |
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