2020/9/16

今こそ世界に投資しよう!

 以下は、8月下旬から9月上旬にかけての、経済紙の記事です。
 
 1 メキシコ、11回連続利下げ
 2 トルコ、リラ安長期化も
 3 インド、成長率最悪水準
 
 これらの記事の意味するところは、全世界に影響を及ぼしたコロナショックが、とりわけ新興国において深刻であるということです。
 経済後退 → 金融緩和及び通貨安 → 成長率低下
 
 これらの結果、相対的にこれらの国の通貨に対する「円」の価値は上がり、すなわち円高になります。したがっって、これらの通貨建ての資産(円換算)は当然目減りするわけであります。
 
               にもかかわらず、
 
 上記のように、「世界に投資しよう!」と呼びかけました、矛盾しているではないか、と思われる方もおられるでしょう、以下ご説明いたします。
 
 一 「世界」とは、文字通り、日本・新興国・先進国を含めた「全世界」という意味である。
 二 「日本と5社の未来に参画できることを、うれしく思う」(世界最高かつ人類最高の投資家であるW・バフェット氏が日本の5大商社株に投資した際のお言葉)
 三 新興国の経済不安は当分続くであろう、だとするならばそれらの国の優良企業の株は、今が買い得だ。
 四 ワクチン・治療薬が完成し、コロナショックが癒えたならば、世界経済は製薬企業を先頭に力強く回復する。
 五 そして2050年には世界の人口は、現在の1.2倍の1億人に達し、世界経済はその乗数効果で1.4倍まで拡大する。
 
 目先の為替や株式相場に一喜一憂することなく、10年後・20年後をみすえ、伸びゆく世界にそれぞれの方の可能な範囲で投資することこそ、豊かで幸せな未来を築くための第一歩であります。