2020/9/18
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IFP と IFA |
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IFP(インディペンデント ファイナンシャルプランナー)と、IFA(インディペンデント ファイナンシャルアドバイザー)の違いについて、ご説明いたします。 1 インディペンデント(独立)の定義 IFP 企業に属さず、企業から1銭のお金をもらっていない、正真正銘の独立者。 IFA 企業に属してはいないが、企業と契約し、企業の商品を売ることにより、対価を得る。 2 「ファイナンシャルプランナー」 自体は公的資格でではないが、この業務を法的に認定させたものとして、「ファイナンシャルプランニング技能士」という、厚生労働大臣認定の国家資格があり、FP資格とリンクしている。 「ファイナンシャルアドバイザー」 自称:金融の助言者(笑)。 3 収入源 IFP お客さまの相談に応じ、一定の相談料を得る。(例:1時間1万円) IFA 相談料やコンサルタント料がゼロの場合が多い、「ということは、ボランティアで相談に応じてくれる、何て親切な人達なんだ!」などと浮かれてはいけません。 対価を得なければ、この方たちは明日からホームレスにならざるを得ないわけで、当然しかるべきところから対価を得ているわけで、それが上記で記した企業=証券会社であります。 すなわち、 証券会社のために、証券会社が儲かる商品を売り、その収入の中から収入を得ているのです (実態:証券会社のパシリ)。 具体的には、 証券会社の儲け = ①証券会社独自の運用報酬 ②運用会社から得る信託報酬のキックバック ということは、 運用報酬や信託報酬が高くなければ、IFAに回るおこぼれも高くならないわけで、 であるとするならば、当然高いコストの商品を売るということになります。 例:資産1千万円をお持ちのお客さま IFP 1回の相談料 1万円こっきり。 IFA コスト1%として、10万円 しかも、毎年毎年取られる! ということは、1年で10倍、10年で100倍、100年で1000倍も余計にお金を取られるということですよ、そこの社長さん!! 我が国は、世界で最も自由な国ですから、どちらを選択するかは、もちろん皆さまのご自由であります。 でありますが、コロナショックで全世界が凍えている今日、これぐれも、どぶにお金を捨てるようなことをなさらないよう、ご忠告申しあげます。
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