2020/9/26
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「コロナ時代の株入門」に対する見解2 |
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「コロナ時代の株入門」に対する見解パート2です。 4 REITの二極化後を占う REIT(リアルエステート・インベストメント・トラスト)、読んで字のごとし不動産投資信託のことです。 まず大前提として、この商品は〇です。何故なら日本においても米国においてもそれなりの結果を出しているからであります。 したがって良い商品ではありますが、不動産ゆえのリスク(日本におけるバブル崩壊、米国におけるサブプライム破綻等)があり、すくなくとも投資の初心者にはお勧めいたしません。 逆に言うならば、ある程度投資の経験があり、かつ金銭的な余裕がある方が、資産の一部を振り向けることは、決して否定するものではありません。 ちなみに、 記事によると、コロナショックの影響をもろに受け、 ①物流施設関連のREITは値上がりし、 ②商業施設・観光施設関連は値下がりするという、 実に判りやすい二極化が進展しているそうです。 私個人としては、少子高齢化が進む我が国において、不動産市場の未来には懐疑的です。 「そんなこと言うなら、日本の株式市場だって、条件は同じじゃないか?」と、おっしゃる方もおられるかと思います。しかしながら、 ①株式会社は、世界に出られる。実際、日経平均対象会社の中には、 社員の半数以上が外国人、売り上げの半分以上が海外市場、なんていう会社がたくさんあります。 ②一方、不動産は当たり前ですが、海外に出ることは出来ません。 というわけで、私の見解としては、日本を含む世界の株式に投資すべし、というのが結論であります。 (つづく) |
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