2020/9/29
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「コロナ時代の株入門」に対する見解4 |
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「コロナ時代の株入門」に対する見解パートⅣです。 7 「米国株投資は、難しくない」 という題名で、述べています。 一 ここで言っている米国株は、文字通りの米国の会社の株取引のことです。 今では、ネット証券会社を中心に、少額から買えるようになりました。 二 そのこと自体は、悪くないですが、当欄で再三述べているように、21世紀は個別株ではなく、株式投信の時代であります。 米国の株についても、 ①アップルやマイクロソフトの株が、 ②個別株に比べ安い手数料で買えるようになっており、 したがって、買うならば米国株のインデックスファンドを買うべきであります。 8 コロナ時代の優待銘柄 これまた、個別株の話であります。 個別株投資が、投信に勝るメリットは、 一 値上がり時のパフォーマンス 二 株主優待 三 配当控除 この三つであり、したがってこの記事自体に誤りはありません。 自分の身近の会社を応援し、プラスして株主優待を期待するのは、決して悪いことではないし、実際、良質な優待品を提供している会社もあります。 したがって、このこと自体を否定する気はございませんが、これから先、長期で資産運用・資産形成を考える方におかれましては、まず投資信託からスタートし、経験を積み、金銭的・精神的余裕ができた段階で、個別株投資に取り組むことを、お勧めいたします。 9 使えるネット証券の選び方 上記の題名で、各会社の特徴がこまかく記しており、良い記事です。 これから投資を始める方、あるいは既に他社の証券口座を持っているが、プラスして会社・口座を増やそうと考える方には、貴重な情報です。 10 超人気投信の真価を問う コロナショックで相場が低迷した中で、開始わずか1か月で約4000億円集めたファンドの紹介です、そのパフォーマンスの理由はというと、 一 メガバンク系の証券会社の商品であり、その営業規模は他社の追随を許さない。 二 4年前にスタートしたパートⅠのファンドが好成績を出しており、その成功体験がある。 私個人としては、コスト等の理由でお勧めはいたしませんが、決して悪いファンドではないので、お金に余裕がある方が、一括投資で買われることを否定するものではありません。 |
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