2020/10/6
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犬は吠える、キャラバンは進む 2020・10 |
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最近の経済・社会ニュースを基に、今日、そして明日を展望したいと思います。 1 在宅勤務 デイトレード好機 コロナの影響で在宅勤務が増えています。 通勤時間の分だけ時間が増え、自宅のPCに触れる時間も増えたという方も多いと思います。 この結果、もともと自宅で本格的にデイトレードをしていた方に加え、デイトレードの時間を増やしたり、新たに始めた方も多いと思います。 株(投信を含む)を買う方が増え、株式市場が活性化することは、大いに歓迎すべきことであります。 2 東京証券取引所システムダウン 10月1日、上記の事態が発生し、丸一日取引が行われませんでした。 原因究明や、責任問題はさておき、翌日から正常化したのは、大変結構なことであります。 3 トランプ大統領、コロナに感染 上記の事実を受け、米国及び日本の株価は大きく下げました。 その後、3日間の入院を経て復帰すると、たちまちニューヨークダウは値を戻しました。 世界最高の権力者である人物の動静は、当然ながら株価にも大きな影響を与えます。 さて、 これらのことも含め、日々、日本で世界で、経済・社会・政治の世界で大きなことが起き、株価にも影響がでます。 このような時、私たちは何をなすべきなのでしょうか? 答えは唯一つ、「何もしない」このことに尽きます。 資産運用の要諦は、「分散・積立・長期」このことに尽きるのであり、自分の方針に基づき投資を始めたら、最低でも10年は、あわてずさわがず積立を続けるべきであります。 (毎年末の残高チェックと、それなりの商品数を持っている方のメンテナンスは、あり) デイトレーダーの方々の生き方を否定する気はございませんが、誰もがそれだけの才能と資金を持てるわけではありません。 ましてや、取引所がシステムダウンして、あわてるなど精神的にもよくありません。 他国の大統領の健康問題で株価が上下することに、右往左往するなど時間の無駄です。 「犬は吠える、キャラバンは進む」、この言葉を信じ、周りの動静に左右されることなく、仕事・投資・人生を歩んでいただきたいと存じます。 |
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