2020/10/15

今こそ、世界に投資しよう!

  直近の経済ニュースから、今日そして明日の日本と世界の行く先を、展望したいと思います。
 
 1 1~9月、国内株投信、6千億円流出&世界株投信、2兆円の流入
 まず事実だけ見れば、国内株が売られ、その分プラスアルファの資金が世界株に流れたということです。
 そしてこれから学ぶべきことは、
 ①国内株が売られた → 値が下がった → 安く買える。
 ②世界株が買われた → 世界に資金が向いている → これからも上がる。
 結論:安く買える日本株投信を買い増し、これから上がる世界株投信も買うべし。
 
 2 米国家計資産、3年(2017年~2019年)で18%増加。
 そのものズバリ、米国経済は順調に成長しているということであります。3年で18%ということは年6%増えているということであり、ゼロ成長の我が国からしたら、考えられないことであります。
 結論:コロナの影響で今年は厳しいことが予測されるが、それでもなお米国経済は成長するであろう、したがって米国株(投信)を買うべし。
 
 3 世界経済の損失、今後6年で3千兆円(IMF試算)
 そのものズバリ、世界経済は当面(2025年まで)、かなり厳しい状況が予測されます。
 ということは、世界株においても、それなりの上昇は見込まれるものの、当面その上昇幅は小さいと予測されます。
 ということは、今後5年間、世界株は今世紀最大のバーゲンセールが続くわけであります。
 結論:毎月毎年、地道に世界株を買うべし、その効果は10年後・20年後に大きな成果となって花を咲かせるであろう。
 
 この文章を書いている10月15日現在、我が国を始め欧米では、コロナの第二波が、それも春を上回る規模で吹き荒れております。
 個人も社会も国家も世界も、今が文字通り正念場です。この厳しい時期に、日々の動きに一喜一憂・右往左往することなく、地道に一歩一歩進むことが大事です。
 
 「犬は吠える、キャラバンは進む」、この言葉を信じて。