2020/11/24
|
|
日経平均70年に寄せて! |
|
日頃、投資の王道として、「インデックスファンド」すなわち、株価指数に連動する投資信託をお勧めしています。 本日(11月24日)はこれに関し、2点述べたいと思います。 1 インデックス(株価指数)の日本の代表である「日経平均株価」が制定され、今年で70周年だそうです。それに関連して、日本経済新聞が特集記事を組んでいます。 ところが、その特集記事の広告が全てアクティブファンドの広告というのは、ブラックユーモアとしか思えません。 A証券 今はやりのESG投資を中心とするファンド 信託報酬年最大5%! B証券 「変化に強い投信プラン始めました」 信託報酬 プラス 残高連動報酬 C運用会社 「コロナショックでもプラスのパフォーマンスを維持} 信託報酬年1.4% ①まず、インデックスファンドでない、というのがそもそも問題外であり、 ②かつ、そのコストたるや、日頃私が提唱する「年0.5%以下」をはるかに超え、 ③「プラスのパフォーマンス」って、たかだか1年(12ヶ月)でプラス20%であり、私の所有する世界株インデックスファンドは、たかだか4ヶ月(三分の一)で同じ実績を出しており、しかもコストたるや、十分の一であります。 こんな馬鹿馬鹿しいファンドの広告を、経済紙に多額の広告料を払い載せるというのは、いいかえれば、こんな馬鹿馬鹿しいファンドを、多額のコストを払って購入する方々が少なからずいる、ということであります。 当ブログをお読みの方々におかれましては、くれぐれもこのような馬鹿馬鹿しいファンドを購入することのないよう、ご忠告いたします。 何故ならば、 2 本日の日経平均終値2万6千円突破! アクティブファンドに馬鹿馬鹿しいコストを払わなくても、日経平均をそのまま買うインデックスファンドを買っていれば、寝ていても資産は増えるのであります。 ESG投資ファンドなどというきれいごとにだまされず、インデックスファンドを買い、その値上がり益で、自分の信ずる環境保護活動に寄付したり、参加する、これこそ地球市民の王道であります。 |
|