2020/11/29
|
|
ドブにお金を捨てるな!2 |
|
前回、ロボアドバイザー会社が近々上場するということについて述べ、そもそもロボアドバイザー会社(口座)とはどんなものかについて、説明いたしました。 今回は後半として、 2 「ロボアドバイザー会社が上場する」いうことについて、述べたいと思います。 ①株式を公開(上場)する = 多数の株を売る。 ②ということは、その株を買う人・会社がいる。今回の調達額は約30億円だそうだ。 ③トータルで、30億円のお金が投資家から会社に渡る。 ④例えば10万円の株を買って、値下がりを期待する投資家はほぼいないと思われる。 ⑤ということは、この会社が儲かり、株価が上がることを多くの投資家が期待しているわけである。 ⑥ところでこの会社は、投資商品を売り、それにかかる手数料や報酬を投資家から頂戴して、生計を立てる会社なのである。 ⑦上場に際し、多くの投資家が群がる(たぶん)としたら、彼らはこの会社の将来に希望を持っている(私は持っていませんが)わけであり、 ⑧何故なら、この会社が多くの顧客から多額の手数料等をゲットするであろうと予測しているわけである。 ⑨すなわち会社(株主)が儲かる = 顧客が損をする という構図が成り立つわけであり、であるとするならばこんな会社の口座に多額のコストを払うということは、 「ドブにお金を捨てる」ようなものである、 と私は考えます。 年の暮を迎え、年末助け合い・海外助け合いのシーズンがやってきました。あの東日本大震災の際、全世界から多くの寄付が寄せられました。 そしてその中には、日本より貧しい国・日本人より貧しい方々からの寄付も多く含まれています。 生命の次に大事な「お金」は、どぶに捨てるのではなく、感謝と希望のために使おうではありませんか! |
|