2021/1/11
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株価を上げて、富を増やそう! |
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日経平均株価は、30年ぶりにバブル崩壊以降の高値を更新(2万8千円)しました。 30年ですよ、30年!この間誰もがなしえなかったことを、安倍前総理及び黒田日銀総裁による、アベノミクス及びクロダノミクスが達成したのです、これを快挙と言わずに、他に快挙と呼ぶものは無い、というくらいの歴史的快挙であります。 もはや、3万円も視界範囲に入ってまいりましたが、ここで一言申しあげます。 1 この間私は、2030年3万円と言ってまいりました。そういう意味では上昇のスピードは予想以上に速いです。 2 しかしながら、ここで有頂天になってはいけません。「山高ければ、谷深し」という言葉があるように、急激な上昇は、その反動である急激な下落を起こしかねません、その象徴が我が国におけるバブル相場とその崩壊です。 3 とはいつつも、前回のバブルとは明らかに性格が違います。 ①前回のバブルの資金源であった民間銀行から、ほとんど資金が流れていない。 ②国営銀行である日銀のETF買いを、「官製相場」と批判する向きもあるが、逆に言えば相場が過熱した際、それを冷ますこともできるという機能を、国が持っているということである。 ③前回のように、不動産は上昇していない。 ④そもそも日本の株価自体割安で、これまたバブル期とは異なる。 ⑤日本人のみならず、多くの海外投資家も買っている。 4 というわけで、バブルとならず、適切な上昇が期待できますが、それでも私自身はやや速すぎると感じており、適切な下落も必要であると考えています。 株式投資を登山に例えたいと思います。 「富士登山」 一つの道を一歩一歩登り、日本の最高峰を目指す。 「アルプス縦走」 Aという峰を制覇したあとは、いったん下り、またBという峰を目指します。 Bを制覇したらまた下り、Cという峰を目指す、このことを繰り返し、やがて最終的に目指す最高の峰にたどりつくのであります。 株式投資は、富士登山ではなく、アルプス縦走です。 何回もの下落を経験し、長い時間をかけて頂上に達するのが、株式投資であり、資産形成であります。 したがって、日々の為替や株価に右往左往するなど、全く意味のないことであり、せいぜい月末に確認するだけで十分です。 そういう意味では、ニュースで1時間おきに為替や株価の値を、しかも為替や株価の「か」の字も知らないようなアナウンサーが読み上げているNHKには、「オマエラ、投機屋のパシリか?」という批判を浴びせ、N国党と共に追及するべきであります。 国営放送が、相場の値を1時間おきに流すなど、下品の極みであり、街中を頭の悪い野良犬が吠えて回っているような醜悪な姿というほかございません。 「犬は吠える、キャラバンは進む」、このことわざを信じ、馬鹿犬の遠吠えを無視し、一歩一歩前に進み、真のゴールを目指しましょう! |
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