2021/1/22
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犬は吠える、キャラバンは進む!2021冬 Ⅱ |
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一 1月20日、バイデン氏が米国大統領に就任いたしました。 コロナ禍による経済停滞をリカバリーするための政策として(以下、概数) ①200兆円の財政出動。 ②具体的には、15万円を国民に支給し、 ③失業給付は月18万円とし、 ④最低賃金は、日750円から1500円へ引き上げる、 という前代未聞の政策であります。 この結果予想されることは、 ①空前の財政出動により経済は回復し、 ②金利は上昇し、 ③結果、ドルの信認は益々上がるということであります。 ということは、 我が国においては、分不相応なドル安円高が是正され、年末にかけて1ドル150円を目指すこととなり、マイルド円安により株価が上がる、ということであります。 二 中国170兆円投資 お隣の国はいち早くコロナから抜け出し、5年間で170兆円という莫大な額を、5Gを始めとする次世代投資に向けるそうであります。 このように、世界で一位と二位の経済大国が、このような時期に大規模な財政出動することの意義及び効果はとても大きいものであり、率直に評価したいと思います。 三 電通 本社ビル売却検討 日本最大の広告代理店である電通が、コロナ禍にともなうリモートワークの進展を受け、上記の方針を決定したらしいです。 我が国を代表する音楽会社エイベックスも同様に、本社ビルを売却予定だそうです。 大切なことは、 上記の報道をネガティブに捉えるのではなく、電通等が本社ビルを売却する → それを買う不動産会社やファンドがある → 買うことにより、新たな富が生み出される、ということなのであります。 コロナウイルスは収まるどころか、日々最悪の数値を更新しています。 このような時に、お金とか、資産運用とかのことを口にしたりすることは、ある種の批判もありうるとは思いますが、しかしながら、今こそこのことを口にすべきと考えています。 何故ならば、ワクチンも、それを保管する冷凍庫も、ワクチンを運送するトラックも、全て資本主義経済体制の中で生き、その象徴である「株式会社」が作り、運営しているからです。 そして、「神の見えざる手」により、個人の欲望や向上心が、結果として社会・国家の富を増やし、多くの人の救命・幸福につながるのであります。 このことを信じ、自信を持って、日本と世界の株に投資しようではありませんか! |
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