2021/2/9

日経平均は、5万円を目指す!

 日経平均株価は2万9千円を超え、3万円も目前となりました。
 
 1 仮に3万円を回復したとしても、史上最高値(約3万9千円)からすれば、7割程度戻したことにすぎず、言い換えればまだ3割安ということである。
 2 とはいいつつも、2030年3万円という私の想定(ちなみに私は今世紀以降一貫としてこのことを言っているが、ここまで予想した人間は日本国内でほとんどいない)からすれば、予想以上の速さである。
 3 ということは、仮に3万円を回復したとしても揺り戻しが予測される。
 4 しかしながら、そのことは相場の急激な上昇(バブル化)を防ぐためには良いことなので、慌てる必要は全くない、むしろ積立投資においては、平均単価が安くなるので歓迎すべきことである。
 5 そのような上昇・下落を繰り返しながら、らせん階段を昇るかのように進んでゆくのが、資本主義であり、株式相場である。
 
 以上のことをふまえ、日本経済は2040年4万円、2050年5万円を目指すこととなるわけで、言い換えれば、今は今世紀最大のバーゲンセールというべき時期であり、あせらず着実に資産形成を図っていただきたいと思います。
 
 そしてそれらの根拠となる数値をご紹介いたします。
 
 一 「貯蓄25兆円、解放待つ」
 コロナの影響で、①消費が抑えられ、②定額給付金により、コロナで収入が減らなかった国民は10万円貯蓄が増えた、ことによるものであります。
 これらの額が消費に回れば当然企業業績は良くなり、投資に回れば当然株価は上がるわけであり、いずれにせよ相場を押し上げることとなります。
 二 「経常黒字約14パーセント減少」
 これまたコロナの影響による外国人観光客の減少等が主な原因であります。
 詳しい説明は省きますが、経常黒字増 → 円高 というメカニズムがあり、逆に言うならば、経常黒字減 → 円安 ということになります。
 そして、円安が株高をもたらすということは、この間のクロダノミクスで証明されており、これまた相場を押し上げる好材料であります。
 三 「米国、コロナ対策で200兆円支出計画」
 我が国のコロナ対策100兆円もすごい数字ですが、米国はその倍です(もっとも対GDP比でみれば我が国は世界最高ですが)。
 そしてこれらの額の何割かが株式市場に流れるというのは、火を見るよりも明らかであり、実際ニューヨークダウはそれ先取りし、史上最高値を更新しました。
 2040年4万ドル、2050年5万ドルも夢ではありません。
 
 コロナの後にはワクチンがあり、冬の後には春が来ます。
 自分のため、日本のため、世界のため、日本と世界に投資しましょう!