2021/2/17

日経平均5万円に向けて!

  日経平均株価が3万円を更新し、バブル崩壊以降の高値となりました。
 
 1 とはいいつつも、あのバブル絶頂期の約3万9千円と比べれば、まだ7割に過ぎず、富士登山に例えれば、やっと7合目を超えたに過ぎない。
 2 しかも、今富士登山に例えたが、株式投資はアルプス縦走の世界である。すなわち登る(上がる)だけではなく、停滞や下りを繰り返し、最後に目的とする峰に到達するのである。
 したがって、日々の値動きに一喜一憂することなく、5年、10年という長い先をみすえ歩むべきである。
 3 バブル期を経験した方なら判ると思うが、今回はその時とは全く違う、したがってバブルではない。
 
 今回の事態をふまえ、頭の悪いマスゴミ・学者屋・評論屋等が、さまざまなことを言っております。
 
 一 ワクチン期待で相場が上がった(笑)
 注射の1本2本で相場が上がるなら、ヤバイ薬の注射でも打った方が早いですよ。
 二 実体経済と結びつかない
 ①実体経済が相場を動かすのではなく、相場が実体経済を動かすのである。
 ②そして、その要素は現在利益と未来期待である。
 現在利益でいうならば、ソニー1兆円、トヨタ2兆円、ソフトバンクグループ3兆円と、日本を代表する企業が順調に成果をだしており、
 未来期待でいうならば、多くの外国人投資家が買っていることこそ、日本の未来に期待している最大の根拠である。
 なによりも、世界最高の投資家W・バフェット氏が日本の商社株を買っているのだ。
 三 今回の株高は金融緩和による影響が大きい、インフレや金利上昇でポシャル懸念がある。
 たしかにその要素はあるが、そもそも30年に及ぶデフレ・低金利の中で、多少のインフレや金利上昇を気にすること自体、ナンセンスである。
  低血圧で死ぬ寸前の人が、「血圧上がるから、塩分は控えめにしよう」なんて言いますか?
 結果として、その影響で相場下落はありうるが、それは上記の文章で述べたように当たり前のことである。
 むしろ、一本調子で上がるより、相場の過熱を冷やすという面では、望ましい。
 
 共産党一党独裁の中国ですら取り入れている、資本主義という経済システム。
 その資本主義の大本山である米国の、株式相場の代表であるニューヨークダウは、
 ブラックマンデー(1987)、ITバブル崩壊(2001)、リーマンショック(2008)、そして今回のコロナショック(2020)等々、何回もの下落、暴落を繰り返してきました。
 
                しかしながら、
 
 にもかかわらず、1989年の約2700ドルから、2020年には約30000ドル、すなわち30年で11倍になっているのです。
 人類が人類である限り、地球が猿の惑星にならない限り、人類の欲望の象徴である資本主義は続きます。
 そして、資本主義経済システムの象徴である株式投資、株式相場は人類は存在する限り繁栄します。
 
 自分、国家、世界の未来を信じ、日本と世界に投資しましょう!