2021/2/19

インフル、インフラ、インフレ

 インフル、インフラ、インフレ、言葉の遊びではありません。私たちが日々生きて行くなかで、絶対的に「重要」なことであり、そしてそれは、今はもちろん、これからも永遠に重要なのです。
 
 1 インフル
 今コロナウイルスが全世界で猛威をふるっていますが、これってもとはと言えば風邪のウイルスなのです。
 風邪、季節インフルエンザ、サーズ、マーズといった感染症全般を指して、「インフル」と総称したいと思います。
 仮に今回のコロナが収束したとしても、第二第三のコロナ、すなわち「インフル」はこれからも発生すると思われます。何故ならば、人口が増え、自然が破壊され、グローバル化が進むことは避けられないからです。
 したがって、このインフルに対する戦いは、これからも永久に続くのです。
 
 2 インフラ
 人類にとって「インフル」と並ぶもう一つの大きな敵は、地震、津波、台風等の自然災害です。
 これまた、私たちが地球に住み、自然の恩恵を受けている以上、その代償として避けられないものであります。
 インフルにせよ、自然災害にせよ、避けることはできない、しかしながら、それに備え、被害を少しでも少なくすることはできます。
 「インフラ(基盤)」の整備です。
 一 インフルに備え、
 ①ワクチンや治療薬を開発し、
 ②マスクや人口呼吸器、人口心肺を製造し、
 ③施設における、消毒や換気の体制を整備する、等々です。
 二 自然災害に備え、
 ①道、橋、トンネル、港等を整備し、
 ②防潮堤を築き、
 ③建物の耐震化を進める、等々です。
 
 3 インフレ
 インフル&自然災害に対応するためのインフラ整備の重要性について、異論のある方はあまりいらっしゃらないと思います。
 ところで、これらを実行するためにはとてつもなく重要なことがあります、ズバリ「お金」がかかる、ということであります。
 そのためには、社会・国家のお金を増やさなければならないわけであり、そのための道筋としては、
 一 国民が一生懸命働き、収入を増やし、消費をし、結果経済が成長し、社会・国家の富が増える ・ ・ ・ というのが理想ですが、
 二 我が国を始めとする先進資本主義国においては、そんな机上の空論では、目標は実現できません。
 取るべき手段は、中央銀行が金融緩和を進め、マイルドインフレを起こすことにより、社会全体の富を増やす、ということであります。
 
                 しかも、
 
 貿易黒字国である我が国においては、インフレにともなう円安は、株価を上げ、GDPを増やし、金融資産を増やす、ということは、この間のクロダノミクスによって、証明されています。
 
 日経平均株価は3万円を超えましたが、1ドル105円程度の為替でこの結果ですから、円安が進むならば、さらなる株価上昇は間違いありません。
 バブル期 1ドル200円で、株価3万9千円
 今    1ドル100円で3万円、ならば150円まで円安が進めば、4万円、5万円は夢では無い!
 クロダノミクスを応援し、さらなる円安・株高を実現しましょう。
 そして、そのことによって増えた「富」で、インフラ整備を強力に押し進めるべく、社会・政治を動かしましょう!