2021/2/23

お金が無ければ、生命は救えない!

 コロナ発生から早1年、米国においては死者がついに50万人を突破しました。
 これは、第一次世界大戦、第二次世界大戦、ベトナム戦争における死者を全部足しても、それをも上回るという恐ろしい数字だそうです。
 我が国においても、二回目の緊急事態宣言の最中であり、感染者等多少減ってきたとはいえ、未だ予断を許さない状況です。
 
 この間、私たちが学んだのは、このような国家的災害においては、為政者及び中央政府の決意と決断こそが重要であるということです。
 具体的には、
 1 独裁国家のように、力づくで抑え込む。
 2 民主主義国家においても、台湾、オーストラリア、ニュージーランドのように、有能かつ勇気のある為政者の国においては、抑え込める。
 3 しかしながら、我が国のように、悪しき民主主義が定着しており、かつ無責任な野党、マスゴミがいる国においては、なかなか厳しい、ということです。
 
 我が国で強力な抑え込み政策が取れない理由はただ一つ、「経済を止められない」からであります。
 一 観光業や、運輸業は、政府が特段の措置を取らなくても影響が出ている。
 二 これに加えて、飲食業を止めるということは、さらに打撃となる。
 したがって、政府の対応が遅いのも理解は出来るのですが、実は簡単な解決法があります。
 
 「コロナで受けた経済的損失は、全額国家が補償する」、ただこれだけであります。
 そのための方策も実に簡単で、
 ①「コロナ対策緊急国債」を発行し、全額日銀引き受けとする。
 ②日銀から受けた資金で、「コロナ対策緊急会計」という特別会計を創る。
 ③この会計から、上記の事業者及び社員への補償、医療従事者への支援、ワクチン・治療薬の購入等を行う。 
 現在のような非常事態において、安っぽい道徳論や、くだらない精神論など、なんの意味もありません、必要なのものはただ一つ、「オカネ」これだけであります。
 
 ①上記の政策を、国が取るべく、多くの方が訴えていただきたい。  
 ②一方、個人のレベルでは、今コロナの影響を受けていない方々におかれましても、いつなんどき自分に災害が降りかかってくるかのしれないことを想像して、生きるべきです。
 そのような時に備え、1円でも2円でも多くの資産を準備しておくべきであります。
 
 世界中で日々何万人もの人が亡くなる中、株式市場は日々最高値を更新しています。
 このことは、
 ①資本主義経済というものの力強さを象徴し、
 ②コロナが収束するならば、世界はさらに発展・繁栄するという、大きなメッセージであり、
 ③ということは、世界の株式市場は益々活性化するということです。
 
 自分のため、国家のため、世界のため、子孫のため、日本と世界の株式市場に投資しましょう。そして自分と国家の富を増やしましょう!