2021/2/27

犬は吠える、キャラバンは進む!

  大阪など6府県について、緊急事態宣言は、2月末で解除されることとなりました。一方首都圏においては解除どころか、再度の延長もありうる厳しい状況であります。
 
 このような社会状況において、一人一人の国民は、精神的にも経済的にもつらい時期が続くわけであり、であるからこそ、冷静かつ正しい行動基準が求められます。
 
 1 「金融政策、果断に出口戦略を」(2・25日経)
 ペンネームを「魔笛」と自称する者のコラムであり、内容を要約すると、
  一 政府の債務残高はGDP比200パーセントを超えた。
  二 金融緩和でカネがだぶつき、株価は最高値を更新した。
  三 危機的状況なのに、政府も日銀も出口戦略を示さない。
 
 反論するほどの価値のない、くだらない文章だが、ヒマつぶしに反論すると、
  一 債務が200パーセント超えた?それがどうした、足らなけりゃもっとお札を刷ればい。
  二 政府や日銀のサポートで、国家・国民の富が増えた、文句あるか?
  三 だいたい、どこが危機なのだ?
    ①日本国債の90パーセント以上は日本国民が買っており、政府債務 = 国民の資産である。
    ②しかも、これらを含めた国富の総額は約4000兆円、すなわち債務の4倍なのである。
    すなわち、危機じゃないのだから、当然ながら出口など必要ない。
  
 この「魔笛」なる者、「経済学では ・ ・ ・ 」などと偉そうなこと言ってるので、おそらく「経済学」なる学問を学んだのであろう。
 ただし、机上の空論に基づいた、役立たずの「けいざいがく」、すなわち、20世紀の化石理論であって、21世紀の現在においては、化石としての価値しかないものであり、しかもそのことに当人が気が付いていないのだから、棺桶から首だけ出したあわれな老人、というほかない。
 
 2 「つみたてNISA、1.6倍」(2.27日経)
  一 2020年、つみたてNISAの残高は1.6倍、300万口座に達した。
  二 特に、若者世代での増加が多い。
  三 「コロナショックを受けて、資産運用を始めた」という割合も、20代が最多である。
 
 3 結論
 過ぎ去った昔(20世紀)の常識(化石理論)にとらわれ、危機諭をふりまくオオカミGGやゾンビBBがギャンギャン吠えようと、
 現代を生きる若者はしっかり現実をみすえ、前に進んでいるのであります。
 
 まさしく、「犬は吠える、キャラバンは進む」ということであり、政府も日銀もこのことをサポートし、さらなる金融緩和を推し進めていただきたい。
 不肖私もその一助となるべく、資産形成のサポート&資産運用のアドバイスを進めてゆく所存であります。