2021/3/23

無限列車はどこまでも走る!

 日本銀行は18・19日、政策決定会合を開き、以下決定しました。
 
 1 ETFの買い入れについて、年12兆円という上限は維持しつつ、目安6兆円はやめる。
 2 購入対象は、日経225から、東証TOPIXに変え、より多数の会社を買うこととする。
 3 金利の変動幅の目安を、プラスマイナス0、2パーセントから、0,25パーセントに広げた。
 
 2013年以降の日銀の金融緩和策については、頭の悪い野党・マスゴミ等から、さかんに「出口論」なるものがでています。
 しかしながら真実は、「失われた20年」という、「暗黒のトンネル」の出口を」出て、黄金の21世紀という日本の未来に向けて、無限列車のごとく走りつづけているというのが、真実なのであります。
 
 今、コロナによる経済危機を受けて、日本のみならず、米国のFRB、欧州のヨーロッパ中央銀行は、金融緩和を推し進めています。 
 ここから言えることは、
 一 「先進国における金融緩和」という21世紀の常識のトップを走っているのが日本であり、 
 二 したがって、このことを、「非正常」「トンネルの中」に例えるような、前世紀(20世紀)の遺物である、学者・評論屋の意見は化石としての価値しかないので、全面的に無視すべきであるということであります。
 
 上記の決定を受け、日経平均株価は値を下げました。
 相場ですから、当然上げ下げはありますし、投信の積み立て購入をしている投資家にとっては、多くの口数を買えるチャンスでもあります。
 さらには、TOPIXのETFを買うということは、今まで以上に幅広い銘柄に買いが入るということであり、このことは日本株式市場の底上げにつながることとなります。
繰り返しますが、
 ①21世紀という現代において、
 ②成熟した資本主義においては、
 ③先進国においては、
 ④過度なインフレ、金利上昇は起こらず、
 ⑤経済を成長させるためには、中央銀行の役割(適度な金融刺激策)が重大なのであります。 
 
 このことをふまえ、「犬は吠える、キャラバンは進む」ということわざのように、無限列車のごとく走り続ける日銀を支え、日経平均株価2040年4万円、2050年5万円に向け、株式投資を進めましょう。
 自分のため、国家のため、子や孫の世代のために!