2021/4/20

ウイルスは飛ぶ、世界は進む!

 新型コロナウイルスが姿を現したのは、2020年、昨年の始めでありました。それから1年以上が経過し、その勢いは収まるどころか、昨日(4月19日)、全世界の感染者数は約76万人と、最高そ数字を記録しました。
 
 しかしながら、このような時期においても人も会社も国家も前に進んでゆかなければならないわけであります。
             
             <本日の新聞記事より>
 
 1 日立と東芝の明暗
 日本を代表するエレクトロニクスメーカーである両社。リーマンショック時の経済危機等を受け、大きな損失を出しました。
 日立 損失を明らかにし、資本を増強し、選択と集中を進めた。結果株価はプラス250%となった。
 東芝 損失を隠し、上場廃止寸前まで追い込まれ、やっと資本増強した。その間、優良部門まで売り飛ばし、結果株価はマイナス30%となった。
 
 2 SBI証券、個別株の売買手数料をゼロに!
 まず若い顧客を対象として始め、いずれは全顧客に広げる予定とのこと。
 そのこと自体は歓迎すべきでありますが、、じゃあそうなったからといって、個別株投資をお勧めするかというと、私は違います。
 1、で例をだいたように、個々の会社の詳しい内容は判らないし、ましてやそれらの会社が5年後・10年後どうなるかなど、誰にも判りません。
 
                  一方、
 
 私が何度も述べているように、株式市場自体は順調に成長しています。
 であるならば、これから先最も安定的な資産形成の方法は、株式市場そのものを買う、すなわちインデックス投資こそが、ベターな投資方法であります。
 
 3 個人マネー、海外株シフト
  一 日本株投信残高 1.4兆円マイナス
  二 外国株投信残高 4.7兆円プラス
  三 結果、ETFを除く投信全体の残高 3兆円プラスで78兆円となる。
 
 結論
 ①お金に余裕がある富裕層の方はともかく、一般の方、なかんづく若い方々におかれましては、ハイリスクハイリターンの個別株ではなく、ミドルリスクミドルリターンの株式投信をお勧めします。
 ②そして、流出が増えた国内株投信こそ、今買い時であります。
 と同時に、流入が増えた外国株投信は、だからこそこれからも上昇が期待できます。
 ③国内株、米国株、世界株の投信を買い、日本と世界の発展に賭けるべし。