2021/4/22

スーパーリーグ構想 PartⅡ

 欧州サッカーのスーパーリーグ構想は、わずか2日でとん挫したようです。
 おさらいすると、
 1 マンチェスターユナイテッドやレアルマドリード等の有力クラブが、最大20チームのリーグを作る。
 2 これに米国の銀行JPモルガンが約6000億円出資する。
 3 UEFA(欧州サッカー連盟)主催のECL(欧州チャンピオンズリーグ)は、当然陳腐化する。
 4 金持ちクラブと米国の金融機関が組んだ貪欲な構想は、そのものズバリカネ目当てそのものである。
 5 これに対し多くの反発が起き、あっという間にとん挫しつつある。
 
 以上が真相なのですが、これをさらに深堀りすると、
 
 一 欧州のクラブといいつつも、当初参加意向した12クラブのうち、4クラブのオーナーは米国人である。
 二 さらには他の4クラブも、ロシア、中国、中東の王族がオーナーであり、純粋な欧州資本は5チーム、すなわち三分の一にすぎない。
 三 さらには、各チームの選手を見れば、我が国の南野選手(リバプール)をはじめ、全世界の代表クラスが集まっており、それぞれがワールドチームなのだ。
 
 四 主導したJPモルガン及び米国人オーナーの貪欲・強欲さと、それを支えるだけの米国の経済力。
 五 逆に中国人オーナーの会社は、本国で破綻寸前であり、この構想により、イチかバチかの逆転を狙ったものと思える。
 
 以上の事実をふまえ、これと資産形成・資産運用に結びつけると、
 
 ①コロナで世界最悪の死者を出しているにもかかわらず、米国経済の貪欲さ、底力はすさまじい。
 ②借金まみれの中国経済が、米国を抜くなど、チャンチャラおかしい。
 ③サッカーも、経済ももはや完全にグローバル化してる、好むと好まざると。
 
 ④南野選手をはじめ、多くの若者が世界に出られるよう、日本経済を強くすべく日本株に投資し、
 ⑤世界一の経済国米国株式及び世界株式そのものに投資することにより、グローバル化の恩恵を享受できる、ということであります。
 
 自分のため、国家のため、世界のために、日本と世界に投資しましょう!