2021/4/27

犬は吠える、キャラバンは進む!2021初夏

 三回目の緊急事態宣言が始まり、本日(4・27)三日目となりました。
 このような時でも、日々、歴史は動いています。
 
             <今日の新聞記事より>
 
 1 社会保障費急増、迫る2025年問題
 政府の経済財政諮問会議は、昨日社会保障費の伸びを抑える改革案を論議しました。
 2025年、いわゆる団塊の世代の方々が全て75歳以上となります。当然ながら働く人が減り、しかも社会保障を受ける人が増えることとなります。
 国の社会保障費は、現在、年5000億円くらいの額が毎年増加しているわけですが、この増加額が増える可能性があります。
 この中で、医療や介護の額を減らすことはなかなか厳しいわけであり、だとするならば焦点は年金となります。
 ということは、これから先公的年金の収支状況が改善することは、ほぼ期待できないこととなります。
 
 2 アップル、米国投資46兆円
 5年間で上記の額を、米国国内で投資するということであります。
  一 5G、AI、半導体等の分野で、
  二 2万人の新規雇用を見込む、とのことであります。
 
 これだけの膨大な額を、しかもiPhoneを製造している中国ではなく、本国米国で使うということに、この計画の意義があります。
 
 3 そんな中、バカ犬が吠える企画があります。
 日経新聞が企画する、参加型WEBセミナー「教育を考える、未来から学ぶ」なるものが、来月開かれるとのことであります。
 ところで、このセミナーの講師はW氏(中央教育審議会会長・第一生命ホールディングス会長)
だそうです。
 ハア? 第一生命って、89歳のBB社員が顧客をダマして19億円詐取した会社ですよね。その会社の会長(最高権力者)っていうことは、当然ながら監督責任、倫理的責任、社会的責任があるわけで、BBと一緒に土下座して謝る立場ですよね。
 そんなGGが、どの面下げて、「教育を考え(笑)、未来から学ぶ(笑)」わけ?(大爆笑)
 考えるべきなのは、オマエの会社の統治体制であり、学ぶべきはマトモな会社の統治能力だろって、話ですよ。
 
 結論
 ①詐欺BB、厚顔GGがのさばり高い年金をもらう我が国において、今まで以上に公的年金の状況は厳しくなる。
 ②一方、米国においては、ますます未来に向けた投資が進む。
 ③このことをふまえた時、未来を考え、未来に生きる方々においては、米国及び米国が主導する自由と民主の世界に投資すべきである。